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徹子VSオズワルド① 〜 実力ある漫才師でも「こう」なる

凄いものを観ました。そして笑わせてもらいました。

オズワルド。東京吉本所属。2019年 M-1決勝初進出を果たし、7位。翌2020年も決勝進出し、5位。その2020年大会では、松本人志さんからは「静の漫才」を期待される一方、オール巨人さんからは「伊藤君がもう少し大きな声でツッコんでいれば…」と言われ、大いに悩まされる。

そうした状況を乗り越え迎えた2021年、ABCお笑いグランプリで見事優勝。漫才で東京所属の芸人がABCを制したのは初の快挙。そしてその年のM-1決勝の1本目は余裕の1位通過。最終決戦で、錦鯉に優勝を奪われたものの、本当に「強いなぁ、オズワルド。面白いなぁ」と感嘆したものでした。

そのオズワルドが、8月9日OAの「徹子の部屋」に出演するとのこと。
多くの芸人さんが「徹子チャレンジ」に挑み、スベり倒してあえなく散っていった、というのは知っていましたが、その様をきちんと見ることは今までありませんでした。いつか「徹子チャレンジ」を視聴しよう。しかも今回の演者はオズワルドときたら是非に、と思い、TVerで視聴しました。

「♪トゥールル、トゥールル、トゥールル…」のオープニングが流れ、オズワルドの二人が黒柳徹子さんに紹介される。畠中さんはいつも通りの感じである一方、伊藤さんは「目」が違ってました。緊張感に溢れながらも、何とかこの「徹子チャレンジ」を乗り切ってやろう、隙あらば徹子さんにハマってやるぞ、という野心も覗くような、そんな「目」に映りました。そんな二人の絵面と「♪トゥールル、トゥールル、トゥールル…」のオープニングが重なって、もう冒頭から「出オチ」感が溢れて笑いました。

トーク序盤は、畠中さんの実家が「ワカメ漁」を営んでおられること、そして伊藤さんは妹で女優の沙莉さんにも触れられ、、、というくだりがありました。そしてここは「徹子の部屋」なので、徹子さんが徹子さんの段取りで、二人に漫才を披露するように促します。

舞台で「どーも」などと出るのではなく、徹子のフリで始める漫才。すでに難易度MAX。「ダイエット」のネタを始めるも、まずはつかみでしっかり滑ってしまい、そして先に畠中さんが噛んでしまい、続けて伊藤さんも噛む。。。ゼロ笑いで時間だけが過ぎていき、そして今度はとうとう伊藤さんがネタを飛ばしてしまう、、、

オズワルドほどの名実備わったコンビでも、こんな出来になってしまうのか、、面白くもありましたが、その様は想像を超えてしまいました。

続きは後日

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