薬師丸ひろ子「メインテーマ」
2/8 (木) NHK「SONGS」のゲストは薬師丸ひろ子さんでした。
司会の大泉洋さんもそうですが、俳優と歌手の「二刀流」がトークの話題となってました。薬師丸さんは、大谷翔平選手のファンでもあり「逆に何を持ち得ないのだ!!」という人々のお話でした。
放送のセットリストは
探偵物語
Woman~Wの悲劇より~
きみとわたしのうた
の3曲でした。
他にも名曲は数多ありますが、刺さるキラーフレーズがある1曲。
薬師丸ひろ子「メインテーマ」
発売年:1984
作詞:松本隆
作曲:南佳孝
「愛は〇〇だ」「これが愛だ」などと、説明したり、何かに喩えたりして、どうにかこうにか「愛」の姿形を捉えようとしたくなりますが、ここでは「わからない」と明言します。しかしそれは茫漠と「傷つく感じ」がするもので、しかもそれが「素敵」と言ってのけます。
「20年も生きてきたのに」「涙の止め方も知らない」女性が、この「傷つく感じ」こそが、愛を理解するのに必要なプロセスなのか、と感じとったのでしょうか。悲哀に満ちたところもありながらも、「素敵」と捉える前向きさ。うん、素敵。松本隆さん、貴方は逆に何を持ち得ないのだ!!