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そもそも「プレミア12」って?(負けたから、という訳ではないです)

そりゃ、いつかは負けますて。

11/24(日)世界野球プレミア12・決勝戦。侍ジャパンは台湾と対決し、0-4で敗退し、準優勝に終わりました。

主要国際試合の連勝は「27」でストップとのこと。どれだけ勝ってたことか、、

  • 2019 プレミア12・・8勝1敗

  • 2021 東京五輪・・・5勝0敗

  • 2023 WBC・・・・・7勝0敗

これ以外にも「アジアチャンピオンズリーグ」などの大会もずっと勝っていた訳で、逆に「27連勝」は凄すぎますて。途切れたのが、たまたまプレミア12の決勝戦だった、というわけで。

しかし「プレミア12て意味あるの?WBCもあるのに」という疑問が湧くのは無理からぬことです。筆者なりに整理してみました。 

  • 主催者

    • WBC:WBCI(MLB機構とMLB選手会による)

    • プレミア12:WBSC(世界野球ソフトボール連盟)

  • WBSC、プレミア12の経緯

    • もともと国際野球連盟(IBAF)というのがあったが、資金不足に陥ったため、MLBに資金援助を申し出る。

    • MLB「金出すのはええけど、WBCを世界大会として公認してや」
      →IBAF「かしこまり」

    • IBAF、ごちゃごちゃあった世界大会(ワールドカップ・インターコンチネンタル)を整理し、今の「プレミア12」に至る。

    • IBAFとISF(国際ソフトボール連盟)が統合し、WBSCという機構が誕生。

これを踏まえると、むしろ「プレミア12」の方が、「世界野球大会」っぽいのですが、なんせWBCはMLBがガチで参加しているので(MAXガチかどうかは別として)、WBCの方が値打ちがあるように見える、ということでしょうか。WBSCはこれからも「プレミア…」の規模拡大を目指すとのことなので、野球が世界中に浸透していくのを期待したいところです。

振り返ると侍ジャパンは、1stラウンド、スーパーラウンドは、よく打線が繋がってました。ヒットで繋いで、しっかり四球も選んで、ランナー貯めてドカン、というのは「2023年阪神」を彷彿とさせましたが、決勝戦についてだけは「2024阪神」のようでした。無念。

しかし「負けてこそ」ドラマも生まれるものです。
例えば、苦杯を舐めた2008年北京五輪では、GG佐藤さんが「捕球イップス」に陥ってしまいましたが、最近ではそれをネタにとても面白い「野球漫談」を繰り広げてます。まぁみんなの笑い話に出来るまで、10年以上経ってはいますが、、
次回の国際大会で台湾と対決したときは雪辱を果たしてほしいものです。

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