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抱き合わせ商法:お菓子・ファミコンカセット

ケツの穴が小さいと言われそうな話ですが、、

筆者はちょくちょく、コンビニで「ブラックサンダー」を買います。小腹満たし用です。今は一個あたり税込44円です。ええオッサンがコンビニで駄菓子って、、とお思いでしょうが、あんまり沢山食するもんでもないんでね。胃袋にも財布にも優しい、ブラックサンダーはそんなオッサンの味方です。

しかししかし。最近の某コンビニでは、それを2個セットでしか売ってないのです。まぁそれでも88円なので、まだまだ安いのでしょうが、「とりあえず今は1個でええねん!」と心の中で叫んでおります。

確かに、客単価をあげたい、という販売側の理屈も分かります。しかし、店員さんがわざわざOPP袋に2個詰めて、またその袋に88円の値札を貼って、、という手間が増えてたりもするので、お店もそれで得してるのか?と思ってしまいますが、まぁとりあえずしゃーなしに2個買ったりしてます。

そんなこんなでモヤモヤ過ごしていると、昔、ファミコンソフトなんかも、「抱き合わせ」で売られていたことを思い出しました。筆者の経験では、確かドラクエⅢか何かに、「大魔司教ガリウス」というソフトがバンドルされてました。

当時、友達の誰に聞いても「何やそれ、知らんわ」という反応。それはそれで面白かったですが。騎士ポポロンと王妃アフロディテが、将来生まれるであろう二人の赤子(パンパースというベタな名前:天界に居てたという体)を、大魔司教ガリウスから奪還する、という設定の、アクションRPGです。

確かマリオとルイージみたいに、騎士と王妃を使い分けて、ラスボスに向かって行ったかと。騎士の方は、ブロックを穿つ剣の力が強くて、王妃の方は、水中での耐性が高い、、みたいな特性があった気がする。

「誰も知らん」そのカセットは、ひょんな縁で拙宅に招かれたものですが、プレイしてみると、そこそこやりこめるほどの良作だったと思います。ただやっぱり少し難しかったので、攻略本が欲しいと親にねだり、当時営業で外回りだった父親が、本屋を何軒か回って、このマイナーなゲームの攻略本を見つけてくれたことを覚えてます。センキュー、パッパ。

売れないソフトの抱き合わせ販売は良し悪しあったでしょう。これが無かったらドラクエがいくらか安くで買えたかもしれません。しかし、何だかんだで「大魔司教ガリウス」はトータルでお得だったかと思われます。子供心に哀愁も感じましたしね。

一方、某コンビニが売る「ブラックサンダー2個セット」はブラックサンダー2個でしかなく、それより多くも少なくもありません。やっぱり「なんだかなぁ…」と思ってしまいます。

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