【反証】「幼稚」でないお笑い
脳科学者・茂木健一郎氏にしつこく絡みたくないのですが、彼がいう「日本のお笑いは幼稚だ」という、その「幼稚」ではないいくつかの例を、釈迦に説法よろしく挙げておこうかと。(そもそも「お笑い」に「幼稚」もへったくれもない話ではありますが)
THE NEWSPAPER
日本にだって「政治風刺」でお笑いを展開しているグループはあります。
日々のニュースをモノマネを交えてネタ作りを続けるコント集団です。
ご存じかも知れませんが。
村本大輔さん
2013年「THE MANZAI」で優勝。その後は原発や沖縄の基地問題などを漫才のネタにし始め、地上波ではほぼ見ることは無くなるも、昨年渡米を果たし、「コメディアン」として奮闘されてます。
「言わなくてもいいことを言う」ようなところは、茂木氏とも相通じるものがありますが、とにかく、独自のスタイル・ステージを切り開いている姿は、「幼稚」にはあたらないかと。(こちらもご存じかも知れませんが)
清川雄司さん
茂木さんは幼少のころから「寄席」には足繫く通っていたようです。
下記の記事の中では、寄席の演目のうちで、「紙切り」を推しておられます。
「紙切り」の芸は、よしもと漫才劇場所属で、先日開催された「UNDER5 AWARD 2024」で優勝された、清川雄司さんも得意にしておられます。こうした「芸」をもっている芸人さんもいるんですよ。
とまぁ、筆者も思い付きで列挙してるだけなので、「反証」に値する芸人さんやネタはまだまだあるかと思います。氷山の一角を見て、全てを知ったようなものの言い方をしないように、自戒を込めて、、、
最後に「かしこ」の証として「哲学」を感じておきましょうか。