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【歌詞語り】Bebe & Cece Winans "I.O.U. Me"

Bebe & Cece Winans "I.O.U. Me"
発売年:1987
作詞・作曲: Billy Sprague, Keith Thomas, Michael Rapp, Tom Hemby

学生時代は英語専攻だったくせに、洋楽をあまり聴きません。嫌いという訳ではないのですが、それ以上に歌謡曲・日本のポップスが好きなので、そればっかり聴いてる、という次第です。あ、自身の英語の出来がよくないのも多々ありますが、、

しかし、SING LIKE TALKING 佐藤竹善さんの作品に触れていくなかで、

という、古今洋邦の名曲のカバー集シリーズ「CORNERSTONES」のベスト盤を入手し、竹善さんを通じて、洋楽の香りを嗅いだりしております。

そのなかの「I.O.U ME」という曲には、魂を奪われんほどの快楽を覚えました。岩崎宏美さんとのデュエット曲なのですが、お二人の歌声がたまらなく艶めかしい。岩崎宏美さんといえば、デビュー曲からしばらくはずっと、阿久悠さん作詞の作品を歌いつづけ、阿久悠さんが彼女を「少女から女性に」した、という一連の流れも好きすぎるのですが、こうした洋楽カバーも竹善さんとの相性抜群で、たまりません。

しかし、タイトル "I.O.U ME" とは、どういう意味なのでしょうか。

高校の英文法の先生に「owe A to B=AをBに負う、oweだから負う!」とリズミカルなダジャレよろしく、形式的にイディオムを教わったことは憶えておりましたが、今回は「owe B A」という語順になってるようです。「私は、私を貴方に負う」つまり「あなたのおかげで私がいる」ということでしょう。

この語順で意味がピンと来なかったのですが、色々調べてみて、やっとそうなのかな、と。こんな感じの英語力なので、洋楽に疎いのは止む無し、としてください。かといって日本語の歌詞も一発で聴きとって理解できるわけではないのですが。

この曲は、先日の「佐藤竹善のアンダンテ」でオンエアされ、お得な気分になれました。なお、本家は「ビービー&シーシー・ワイナンズ」という兄妹で、オリジナルバージョンは以下で聴けます。勿論こちらも素晴らしい。


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