「科学的な適職」〜何者かになりたい若者が増えた現代〜
※今回は、若者(10代20代)の悩みでもあるので、少し長々と書きました、
構成は、前書き、本編、後書きとなっております。
【前書き】
最近、「何者かになりたい」若者が増えています、折角、入社した会社を退職してまで、
YouTubeを始めたり、起業したり、投資を始めたりと、どこまでやっても満足出来ないとか、
彼ら彼女らは、一体、どこまで行けば満足できるのでしょうか。
参考書:科学的な適職 鈴木 祐
皆さん、おはようございます。
今回は、
仕事選びで、大切なポイントをお伝えします。
就職活動中の方は、是非、参考にしてみて下さい。
では、早速行きましょう!
①「地味」だが、続けるうちに「熱意」が湧きそうな仕事を選ぶ
これは、
好きな仕事を選んだ群(適合派)と、続けられる仕事を選んだ群(成長派)を、追跡調査した結果、
「続けられる」仕事を選んだ群(成長派)の方が、「幸福度が高かった」ということが、分かっています。
成長派の特徴
1.結果、好きになった
2.年収が高かった
3.役職が上だった
対して、
好きな仕事を選んだ群(成長派)は、自分には向いていなかったという壁に直面し、
仕事に対しての、モチベーションが下がってしまったそうです。
なので、
「地味で、続けられそうな仕事」を選んでください。最終的には、好きになります。
②給料より、時間と健康
年収で得られる幸福は、大体、「800万円」が頭打ちです。
それ以上、年収が上がっても、幸せにはならないです。
また、お金は時に不幸を齎します。
そして、お金で解決できることには、限界があります。
「もう少しで買えるけど買えない」←これが幸せなのです。
③「少しだけ」、キツそうな仕事を選ぶ
ヤーキーズ・ドットソンの法則で、人間は、「適度な負荷」がかかっている時に、最も、幸福を感じることが分かっています。
つまり、
楽な仕事よりも、それなりに「困難」が待ち受けている仕事の方が、充実した人生を、送れると言うことです。
実際に、
業務量が多い役職者の方が、幸福度が高かったと言う、研究データもあります。
逆に、楽な仕事を選んだ人は、モチベーションが下がります。
なので、
「少しだけ」キツイかも、と思う仕事を選んでください。達成感を得られ、輝くことでしょう。
※忙しすぎるのはNGです、うつ病になります。
④攻撃型、防御型
これは、その人のタイプによるものです、
攻撃型は、
やる事が決まっていない仕事、例:アーティスト、芸術家、VTuber
防御型は、
やる事が決まっている仕事、例:事務員、弁護士
人間は、大体、この2種類なので、自分の特性を理解して下さい。
⑤ヘルパーズハイ
これは、親切により、人から感謝される仕事を選べと言うことです。
正直、これに勝るものはないです。
他にも、色々とありますが、この辺にします、興味がある方は、「科学的な適職」を一読してみて下さい、
皆、明日に備えましょう!
精神科医ましろ
【後書き】
結局、私も、そうなのかもしれないですね、精神科医になり、暮らせるようになったが、note書いたりしてますし、
何がしたいのですかね、どうせ消えるのに。
ただ、一つ言えるのは、
自分の時間を、「いい意味」で奪ってくれるものは、幸福につながります。
職業を英語で、occupationと表記しますが、これは、独占するの名詞です、
つまり、仕事とは、
良い意味で自分の時間を独占してくれるものと言う意味となります。
そして、
人は、退屈には勝てないです、
私が、外来を選んだのも、病棟業務があまりにも暇だったからです、職場で仕事がないのは地獄です。
私は、忙しい方がいいです。
最後にまとめですが、
「何者かになる」とは、
代えが効かない仕事に就き、多くの人から認知され、「何かを形」に残すことだと、私は思いました。
皆さん、頑張って下さい。