[GGST]梅喧&ソルの対戦でよく見るアレについて
今はソルメインにいったん転換した私ですが、梅喧使っている頃に、上位勢の対戦動画で、どうにもよくわからないムーブをしばしば見かけました。
それは、こんな奴です。
6HSで壁に貼り付けた後、三途で壁を割ってますが、その前になぜか柊の空振りを入れてるのです。
梅喧の対戦動画ではかなり頻繁に見かける、この壁に貼り付けた後の柊の空振り。ミスで入るような動きじゃないので、明らかに何かの意図を持って振ってるはずです。
情報が無かったので、自分でも使ってみたりしながら調べた上で、どうやらこれは、「HS蚊鉤の入れ込みをキャンセルして、三途で壁を割る」ためのものらしい、と結論づけました。
この梅喧の壁はりつきに至るまでの最後のコンボパーツは、近S→6HS→HS蚊鉤までがワンセットです。上の動画だと6HSで張り付いてますが、途中のコンボルートによってはHS蚊鉤まで行かないと張り付かないケースもあります。
なので、基本的にこのパーツはHS蚊鉤まで一気に入れ込む人が多いと思います。少なくとも私はそうです。
ただ、それだと6HSで張り付いたときに、入れ込んだHS蚊鉤で壁を割ることになります。それで別に悪いわけではないのですが、可能ならば三途で割りたいわけです。火力もさることながら、壁を割った後に起き攻めがつくので、なおも梅喧のターンが続きます。状況が圧倒的にいいわけです。
なので、6HSで壁に張り付いたのを見たら、壁張り付きのヒットストップ中に柊を入力することで、HS蚊鉤の入れ込みを上書きし、柊の後に好きな技で壁を割る。そういうことだとその時は理解してました。
現在、私がソルを使うことに決めて、諸先輩方が様々にアドバイスなどくれるのですが、彼らが披露するコンボの中で、上の動画の柊の空打ちに似たような動きをする人が居たのです。
私は普段こんな感じの壁割りコンボを使ってますが、
最後の5K→6S→ガンフレイムが私が良く使う壁割りのフィニッシャーです。ソルの壁割りといえば2K→HSヴォルカのイメージが強いと思いますが、シーズン4のアップデートでHSヴォルカの壁割りの確実性が落ちたのと、習得の容易さから、私はもっぱらこの壁割りルートを使ってます。
で、その人はこんな動きをしていたのです。
そう、この合間に挟まるガンフレイムフェイント(GFF)です。
「何やってんのコレ?さっさと素直にタイランレイブで壁破ればいいんでは…?」と最初は思ってました。しかしその後、梅喧と柊のことを思い出して、「ああ、これGFの入れ込みをGFFでキャンセルして、GFで壁割っちゃわないようにしてるのか」と理解したんですね。
この壁割りフィニッシャーも、梅喧のものと同様、GFまで出さないと壁に張り付かないケースもある。なのでGFまでは入れ込まないとダメで、6Sで張り付いたのを見たらGFFでGFをキャンセルし、タイランレイブをぶち込んでるんだろうと。
…と、実はここまでが長い長い前置き。
ここから本題
私はここまでの説明で、こう書いてました。
「6HSで壁に張り付いたのを見たら、壁張り付きのヒットストップ中に柊を入力する」「6Sで張り付いたのを見たらGFFでGFをキャンセル」
そう、私は「壁に張り付いたのを見てから」、柊やGFFで入れ込みをキャンセルしてると理解してました。
実際、私は梅喧の時はそうやってました。壁張り付きのヒットストップが結構長いので、見てから柊でも、まあなんとかなってた。失敗することもありましたが。
が、これ実は、どこで張り付こうが柊/GFFまで一気に入れ込んでしまっていいんじゃね? とふと思ったんです。
梅喧なら、近S→6HS→HS蚊鉤→柊、ソルなら5K→6S→GF→GFFまで見ないで入れ込めるのではってことですね。
ソルで説明するなら、もし6Sで張り付いたら、ヒットストップの間にGFがGFFで上書きされ、その後タイランでも何でも好きな技で壁を破れる。GFでの張り付きなら、もともとGF→GFFのキャンセルルートが無いのでGFFの入力自体が受け付けられられず、その後タイラン以下略。
というわけで、試してみました。左端のキーログに注目しつつ見てください。
どちらも無事にタイランで割れてます。めでたい。
この動画も何度も撮り直した結果なので、実戦投入まではもう少し精度を上げないとなりません。実戦投入できれば、ソルのターン継続力の向上に少しは役に立つでしょうか。
このnoteに時折登場するギルおじW氏にも、「ちゃんとタイランで壁割らんかいゴルァ!」(超意訳)と何度も優しく諭されておりますので…。
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