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[GGST]こうして私はようやく対空が出るようになった

対空大事だよ

2D格ゲーにおいて、「対空」が出せることは非常に重要な要素であるようです。それはGGSTでも例外ではなく、対空ができるできないでは、見える世界がだいぶ変わります。

私はつい最近まで対空が全く出ない側の民でした。相手の低空ダッシュは、よほど「ここは飛んでくるだろ」と丸わかりなケースでないかぎり、ほぼ100%スルーパスでした。GGSTに限らず、2D格ゲーにおいて空中からの差し込みは一般的には「強い行動」ですから、それをガンスルーしていた私は、この時点でかなり損をしていたと言えます。

回りの識者達からも「そろそろ対空を意識してもいい頃」と指摘され続け、いい加減、なんとかしなければという問題意識だけは持っていたのですが、具体的な改善方法も思いつかなければ、なんとなく考えてみたりした練習法もイマイチ効果が見えなかったりで、正直結構迷走していました。

が、ある動画と再会することで、私の対空事情は劇的に変わりました。

神の動画

対空難民に陥っていた私にブレイクスルーのきっかけをくれたのは、この動画だったのです。

実はこの動画を見たのは、この時が初めてというわけではありません。私は、良くも悪くも事前に情報を収集したがるタイプで、GGSTという2D格ゲーに挑んだ当初から、このささきさんの格ゲー学校は一通り見ていました。

が、対空という具体的かつ難攻不落な課題に直面した際に、ふと忘れかけていたこの動画のことを思い出したんですよね。で、あらためてこの通りにやってみたら、実際そこそこ対空がだせるようになったんですよ。神か、この動画。

やったことと言えば11:42あたりから説明されている練習法をひたすら毎日20分くらいトレモで繰り返したくらいですね。

GGSTで空中差し込みと言えば低空ダッシュなので、低空ダッシュ空中攻撃とダッシュ投げをランダムで再生するように仕込む。あとはささきさんの言うとおり、相手キャラをガン見して、対空技を予め構えておき、飛んできたら落とす。走ってきたら投げ抜け。これを毎日20分くらい?ひたすら繰り返しです。

ある程度慣れてくると、相手が走ってくるのを見て無意識に投げ抜けを入れ込むようになってきた。ここにいたるまで、練習を初めて一週間くらいだったでしょうか。ここらになってくると、実戦でも対空を出せるようになって来てたのです。

ただ、ここで私が言いたいのは、
×相手の飛びに反応して咄嗟に対空技を振る
○相手にプレッシャーをかけて飛ばせ、構えていた対空技で落とす
だということです。

つまり、相手が飛んでくるだろうと予想していないと落とせないのは基本的に変わらない。じゃあ何が変わったのかというと、「相手が飛んでくると予想できる状況を作れるようになった」ということです。

具体的には、ささきさんの動画にもあるとおり、最初は相手を画面端に追い詰めた場合です。ここで距離を置いてじっと構えていると、危険な画面端から逃れたい相手は高確率で低空ダッシュで飛んでくる。それを待ち構えて対空技で落とす、という行動が取れるようになったんですね。

じっとしていても相手がなかなか動かないようなら、2Sや2HSで小突いて催促するようなことも覚えました。

それができるようになると、画面端以外でも、相手とある程度間合いを取ってウロウロし、じれた相手が低ダで突っ込んでくるので冷静に落とす、なんてことも少しずつできるようになりました。上級者相手だと、さすがにここまで簡単ではありませんが、私が主戦場にしている6F~8Fではまだまだ血気盛んにガンガン突っ込んで来る人も多いので、そういう人にはめちゃくちゃ刺さります。

というか、飛ばせて落とす意識が無かった頃の私が、まさに「血気盛んにガンガン突っ込んでいく人」だったわけです。そんな私が、飛ばせて落とすために「様子見する」ということを覚えた瞬間です。

上級者はまた違う意識を持っているのかもしれません。私も将来変化していくかも知れませんが、現状、私が理解する対空とは、「相手の飛びに反応して落とす」というよりは、「相手が飛びたくなるような状況を作って、飛ばせて落とす」です。

もっとも、そんな意識で練習と対戦を繰り返しているうちに、自然と上に意識が向くようになったのか、最近は咄嗟の対空も少しずつ出るようになってきました。

そうやって相手の空中差し込みを処理し続けていると、さすがに空中からの差し込みを減らすようになり、地上戦が増える。地に足のついた読み合いが始まります。冒頭で、「対空できると見える景色が変わる」というのはそういうことですね。

「順番が逆」

ここから先は余談みたいなものですが、対空技の習得において、私はちょっと習得の順番がおかしかったという話。

上述のささきさんの動画は、基本的には特定のゲームタイトルに依存しないような内容になっているのですが、具体例としてはやはり当時メジャーだったスト5が使われています。

スト5とGGSTの対空における最大の違いは、やはり空中ダッシュの有無です。そもそも空中ダッシュができないキャラも若干名いますが、GGSTで空中からの差し込みと言えば、ほとんどは空中ダッシュからの攻撃です。

でもささき式の練習法は、前ステ投げと空中攻撃の両対応によって練習に負荷をかけるというものなので、そうなると相手との間合いを(GGST的には)結構近めにしないといけなくなります。空ダを6Pで落とせるような遠目の間合いだと、投げ抜けが楽勝過ぎて負荷にならないからです。

でもささき式の間合いだと、今度は空ダが頭上を越えていくため、6Pが当たらない。その状態で無理矢理対空練習を継続した私がどうなったかというと…

空投げ使いになりましたwww

ささき式の練習間合いだと、6P以外にロクな対空技が無い梅喧の場合、空投げくらいしか回答が見つからなかった。なのでひたすらソルの空ダに空投げを合わせる練習をしていたら、私のデフォルトの対空が空投げになっていましたwww。6Pよりも先に空投げが使えるようになっていたんですね。

今はさすがに6Pも出せるようになってきましたが、端に追い詰めた相手を空投げで処する私を見て、いつもお世話になっている某ギルおじ氏が、「普通順番逆なんだけど」と呆れてましたwww

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