なんでもない日常が、実は、とんでもなくとびきりだとわかった今日。 あなたの今日の「とびっきり」を教えてください♪ もしくは素敵な記事に出逢ったら、その記事をこちらのマガジンに追加いただいて、一緒に、ここだけの”とびきりマガジン”を創っていきましょう! もちろん読むだけのご参加も大歓迎です! <運営メンバーのできること> *ご自分の記事の追加 *他のクリエイターさんの記事の追加 <ご参加方法> *ピン留め記事のコメント欄に「マガジン参加希望」と「note ID」をご記入ください! →「運営メンバー招待のお知らせ」がnote公式よりメールされます → URLのクリックで参加完了です <退会方法> *ピン留め記事のコメント欄に「マガジン退会希望」とご記入ください! →オーナーがメンバー削除を行います ※トップの画像とタイトルは消したり変えたりしないようお願いします(*^-^*)
勇敢なヘラジカ
1か月ごとに振り返る予定
【主にリレーエッセイ参加者向け】 次のリレーエッセイのテーマは「有意義で無意味」です。 意味は全くわかりません。 感覚を慣らすために、「こういうのが有意義で無意味かも」と思う記事を集めていきます。
苦しむ母の前に、いつでも朱の門は開ける。 それが唯一の救いだった。 「どんなに勉強をして、男を実力で押し退けても、結局女は、子供を産むとケア労働を押し付けられるこの屈辱よ」 母の震えた声が乾いた山道に響く。 「しかもアイツらはね、お願いします、とすら言わないの」 獣達が切り拓いたであろう轍の悪路具合に、低く呻く。 「何もできない赤子と、ボロボロの私を置き去りにして、現場からまるで他人事のように黙って立ち去るの。」 バッタの背中は光で螺鈿のように不気味に光って跳んだ
前に進めた、というのは、精神面ではない。物理的に前に進んだ日の話である。 生後10ヶ月を迎えた我が子は、正直なところ、少し運動発達は遅いように感じていた。 この月齢の検診でのチェック項目の中に、いくつもできない項目があった。 つかまり立ち。 ハイハイ。 パチパチ。 バイバイ。 ずり這い。 つかまり立ちはもちろんのこと、ハイハイはおろか、ずり這いすらまともに出来なかった。 うつ伏せでその場をクルクル回ったり、少し後ずさりはしていたが、前には全く進めない。 ネットで調べ
2024年10月10日 記 この度、2024年度秋ピリカグランプリというものに小説を応募しました。 なかなか面白い体験だったので、投稿してすぐに体験記を書きました。 ですが、この体験談は、審査員の方や読者の方に失礼かもしれないと思い、審査結果発表後に公開することにしました。 知ったきっかけ潮永三七萌さんが参加しているのを見て、イベントの存在を知る。 書こうと思ったきっかけ高校生の時に着想した、思春期ドロドロ系小説を何らかの形にしたいと思ったから。 でも、思い付いた
平日の昼下がりの公園で、私は呆然とした。 いきなり小さな子どもに喧嘩を売られたのだ。 しかも、紙面で。 小さな手に握られたクッシャクシャの真っ赤な画用紙には、白いクレヨンで、そう書かれていたのだ。 そんなことある? でも、本当にあったことだから仕方がない。 その、4歳か5歳くらいの女の子は、クッシャクシャに丸められた画用紙を私に手渡し、じっとこちらを見つめていた。 喜ぶでも、怒るでもなく、真剣な眼差しで。 呆然としたまま、私は帰宅した。 なんだアレは? 私は
気が付けば推しの方々がおもろいのんやっておられたので、私もとりま乗っからせていただきまして候。 マクドで季節を感じるのん共感が止まらない。 体調不良ベースで紡がれる枕草子。絵本にして読み聞かせしたい。 ビールが軸足の枕草子。大人の飲み物は、レオンさんの手にかかれば完全に風流。 春はスピッツ。 嗚呼、今年もソメイヨシノが蕾を開き…とか悠長に言ってたら、すぐに世界は黄色に染まる。 ホラ、草野マサムネさんも、『夢を渡る黄色い砂』とか言ってたし。※引用: チェリー 春の雨に出
『誰かに才能を認めてほしい』系の記事をよく目にする。 というところが、この記事の発端になる。 何者かになりたい、認められたい、と。 かくいう私も、まぁそうだったと思う。 そりゃそうだ、note界隈をウロウロしてたら、そういう人にたくさん出くわすに決まっている。 承認欲求があるから、こんな所にいる。 そして、たまたまかもしれないが、 一つの才能に特化して、才能を認められたいと考えている人が多いように見える。 沢山の分野で引き出しを持つことを、保険、逃げ道と考えている。
斑鯉 ミルクをせがみ 夢の中
夏の朝 あぐうんこあご あぐーえぐ
子がうまれ 虎に翼が 生えた夏
サイダーと 雨のオモチャの チャチャチャのチャ
風薫る ちぎりパンのよな 白いあし
「君の名は?」 藪蚊一匹 ブンと鳴き
青葉闇 赤子抱きて 立ち止まる
人は親になったとて、そうそう簡単にはカップ焼きそばをやめられない。 そんなわけで、カップ焼きそばの作り方 with 乳児をお届けします。 まずは、乳児をハイローチェアに乗せる。 そして、乳児を乗せたチェアをキッチンに輸送する。 焼きそばを作る間に乳児を放っておくと、 「ワシのことを放ったらかしにするなバカヤロウ!!!」 と怒りMAXで泣き出すかもしれないため、焼きそばを作っているところを乳児に説明する必要がある。 電気ケトルにお水を入れて、スイッチオン。 お水は、だ
赤ちゃんが初めて喋る言葉として、ママかパパか?という論争がある。 ママは一緒にいる時間が長いから、ママと言ってくれると良いなと思いつつも、パパが初めての言葉だったりする。 パパはパパで、娘にパパと言って欲しくて必死だが、ママには勝てない、であったりだとか。 でも実は、初めて喋る言葉がママでもパパでも赤ちゃんとしては別に意味はなく、ただ単純に、パパやママが発音しやすいから言っているだけ、というのが真理だという。 さて。 では、ママ、パパ、以外に初めて発した言葉はないの
壮絶な出産を終えた後、ロクに寝られない日々の中のあくる日、こんな夢を見ました。 「ええ、きっちり、37.7階だよ」 そう言ったのは、確かお爺さんだったと思う。 私は、37.7階に住む何者かの処に、何かを届けるよう言付かっていた。 誰に何を届けるのかはわからない。ただ、どこかの駐車場付きのビルの37.7階にその人がいることだけがわかった。 「.7ってなんすか」 「ええ、もちろん、エレベーターでは行けないよ。その非常用階段で行くんだよ。」 一体何が、「ええ、もちろん