泣きたいときは、泣けばいいんだよ
自分がいないほうがきっとこの世界はうまく回るんだろうな
別にそこまでふさぎこんでるわけでもなく、でも、なんとなくそんなふうに思ってしまった週末、
近くの公園まで息子と一緒に自転車で行って、
そこで、一緒にかくれんぼをしたり、ぶらんこをこいだり、でも、彼には悪いけど、なんとなくずっと心はうわの空で…。
「僕はチビだってよくからかわれるけど、そんなの全然気にしてないんだよ」
って君は言うけど、きっと全然ではないよね、ってお父さんは、気づいているよ。
その言葉を話している君の顔にわずかに射した憂いの縦斜線を、僕が見逃せるわけがない。
だって、君は僕が大好きな人だから。
だから、悲しいときは、思いっきり泣ける人にいつかなれたらいいよね
って口には出さないけど、彼のまっすぐで綺麗な瞳を見つめながら、そう祈ったんだ。
ときどき僕たちは言葉に振り回されて、そして、まったく同じに言葉に救われる。
そして、誰かが放った言葉に、過去に受けた言葉を重ねて、勝手に傷つけ合ってる。
でも、今は不思議とそんな愚かな自分に対して
まあ、仕方がないよな
と肩を叩きたいような気分になってる。
そして、同じような悩みを抱えている世界中の友人たち、でも、かける言葉が何も思い浮かばない友人たちに向かって、代わりにこんな曲を送りたい気分でもある。
それでは、お聴きください。
Homecomingsで「光の庭 魚の夢」
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