ちっぽけなボクはいつだってちっぽけな奇跡に励まされる
スポットライトの当たらない
まるで人生の路地裏みたいな職場で
ただ目の前の仕事に全身全霊を込めて
打ち込んでいる毎日
誰に賞賛されることもなく
もはや見えてすらいない
こんなちっぽけな存在でも
同じ想いを心に秘めた仲間たち
と一緒に
夕陽が沈む頃には
いつだってヘトヘトになるくらいには
働けている
たったそれだけのちっぽけな毎日を
こんなにも愛おしいと思えている
ああ、満更じゃないよな
そして、そんな風に満ち足りた気分な時に限って
あのちっぽけな奇跡
そう、いわゆる
うれしい誤算
ってヤツが訪れるのだ
昨日だって自分のパソコンの画面に映るそれを見て、目頭を熱くしたばかりだ
◯◯様
いつもありがとうございます。
とてもお世話になっています。
私にとっても息子にとってもお守りのような◯◯です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
いやいやいや、こちらの方こそありがとうだ
そんなふうに思ってくれて
それをこんなふうに素敵な言葉で伝えてくれて
本当に
本当に
ありがとう
こんなにもちっぽけな僕が
密かに胸に抱いている
みんなへの大きくて熱い想いに気づいてくれて
どうもありがとう
おかげさまで、勇気百倍だ
さあ、今日もまた昨日の自分より少しだけ上を目指して全力でジタバタしようじゃないか