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ボクは透明人間〜I am an invisible man〜

How can they look into my eyes
And still they don’t believe me?
僕を信じてくれないのに、
どうして僕の目を見つめられるの?

How can they hear me say those words
Still they don’t believe me?
僕を信じてくれないのに、
どうして僕の言葉を聞いていられるの?

And if they don’t believe me now
今僕を信じないのなら
Will they ever believe me?
いつか僕を信じてくれるの?

And if they don’t believe me now
今僕を信じないのなら
Will they ever, they ever, believe me?
いつか、そのうち僕を信じてくれるの?

The Smiths/The Boy With The Thorn In His Side

大学時代にヘビロテしていたスミスの歌詞の一節。

それがまさか四半世紀以上の時を経た今の自分にも響く、いや、あの頃以上に痛切に胸に響く未来なんていったい誰が想像しただろうか?

しかし、僕の眼前にある現実は、

ユダヤ人の大量虐殺は何もヒトラー一人の仕業ではなく市井の多くの人が関わっていたという歴史的事実に


否が応でも気づかされるような人たちと共存している世界でもある。

だから、何度も、といや、今日もまた完膚なきまでに打ちのめされたけれども、本当にこのままじゃあまたあの悲惨な出来事が繰り返されてしまうってボクは分かってしまった側の人間だから、決してここで諦めるわけにはいかないのだ。

しかし、彼らとは違う生き方を選択してきた僕の存在、そして僕のやってきたことは、当然ながら彼らには一切見えない。

そんなボクはまさに透明人間である。

そりゃあ、いい歳こいて、スミスりたくもなるわな(苦笑)

でも、どうせ同じ透明人間ならこんな悲壮感あふれる感じのヤツよりも、林檎ちゃんが歌う方のヤツになりたい、なんて思えるうちはまだまだ大丈夫な気がする。

僕は透明人間さ きっと透けてしまう 同じひとには判る

噂が走る通りは 息を吸い込め 止めた儘で渡ってゆける
秘密も愉しいけれど直ぐ野晒しになるよ それを笑わないで

好きなひとやものなら有り過ぎる程有るんだ 鮮やかな色々

あなたが笑ったり飛んだり大きく驚いたとき
透き通る気持ちでちゃんと応えたいのさ

毎日染まる空の短い季節
真っ直ぐに仰いだら夕闇も恐ろしくないよ

東京事変「透明人間」


精も魂も尽き草臥れ疲れ果ててしまったときに、ついつい絶望して死にたくなるのは昔からのボクの悪い癖だ。

でも、いつだって、ちゃんと休んでエネルギーが回復したら、また何事もなかったように歩き出せることも知っている。

そうまでして、なぜ生きているかって?

決まってるじゃん

愛する人を守るためだよ


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