タロット小アルカナで育む親子の信頼関係|不登校ママの新しいアプローチ
こんにちは 元不登校ママのあぐりです。
わが子が不登校の時、わたしが一番辛かったことは
「わが子の気持ちがわからない」ということでした。
複雑な問題が絡みあってできたこの状況を、説明するのはわが子にとって、とてもハードルが高いものだったのだろう。
それをどうして?と聞くことで、さらに心を閉ざしてしまうこともありました。
親のわたしでさえ、自分の辛い気持ちを言葉にすることは、できませんでしたから、それを言われたくなくて、部屋に籠ってしまうのは仕方なかったのかもしれません。
「そんな時は、タロットカードで気持ちを整理できるよ!」と、過去のわたしに言ってあげたい。
とくに小アルカナタロットカードは、日常で起こりがちなできごとをテーマにしているため、ちょっとしたキッカケで、親子の関係を考え直すことができます。
自分のことや、相手のことで悩むとき
その答えはわたしの中にあります。
自分の本音は何なのか?
わが子の気持ちはどうなのか?
引いたタロットのカードの意味や、その絵から受けるインスピレーションが
その人の心理を説明しています。
はじめは言語化できなくても大丈夫です。
このカードの意味が、わたしの問題解決に対するキーワードだと理解すればいいのです。
今回は、親子の信頼関づくりに向けた、自己リーディングについてのポイントをお話ししたいと思います。
カードと仲良くなる
タロットは、心の内面を映し出すためのツールとして、広く利用されています。
引いたカードの絵から読み取れるイメージや、ストーリーを通じて、無意識や感情、思考のパターンを知る手助けになります。
例えば「わが子の気持ち」に出てきた人物カードが、誰なのかを感じたら、その人との関りに、何かヒントがあるのかもしれません。
犯人探しではなく、その人に苦手意識があるかもしれない。逆にその人をを頼っている、ということも考えられます。
あるいは出てきた人物カードが(※)逆位置な場合、例えばママであるわたしの取り組みが過剰なのかもしれません。
気づくためには、ただ絵を眺めているよりも、絵の中にあるものに話しかけるようしてみるのもおススメです~(*^^*)
例えばカップ(杯)は感情を表わすものです。
登場人物がカップを背に立っているとき、「やる気があるのに、気づいていない気持ちがある(カップの5)」や「気持ちがあるのに、あきらめる(カップの8)」ということが分かります。
「なぜ気が付かないの?」と尋ねてみるのもいいでしょう。
わたしの中の何かが反応するかもしれませんね。
対話の中から、少しづつ想いが出てくることもあります。
直感を使う練習
自己タロットリーディングは、直感を使う練習にもなります。
カードを見て感じることや、直感的に思いつく解釈を大切にすることで、自分の内なる声を聴く力が養われます。
日々暮らす中にも、不登校の問題についての新たな視点や、解決策につながる何かがあるはずです。その情報を感知する能力も磨かれていくでしょう。
偶然見た雑誌に、気になるワードを発見したり、思いついて連絡してみた友達から、役立つ情報を得ることができたなど、良い連鎖が起きることがあります。
直感を活かすためにも、タロットカードを引くときはリラックスできる環境が整った、場所とタイミングを選びましょう。
具体的に知りたいことが明確になる
カードに聞いてみたい質問を考えるだけでも、自分が何について知りたいのかをはっきりさせることが出来ます。
悩みを言語化することにより、カードを引いたときに自分の中にある過去の経験や感情が、その絵とシンクロしやすくなります。
カードが示すメッセージは自分では気づかなかった、別の角度から見た考え方や方法を見せてくれます。現状に囚われすぎてわからなかったことが、はっきりすることがあります。
素直な感情と向き合う
カードは感情を可視化する手段としても機能します。
カードの絵が、自分の感情を分かりやすくイメージさせてくれるため、自分の精神状態を俯瞰してみることが出来ます。
「わたしは今こんな状態なんだ……」
とその絵が頭の中に残り、また同じような感情が湧いたときは
自分の感情から距離をおいてみることが、できるようになります。
これによって内面の葛藤や不安を整理し、開放することに目を向けるキッカケにもなります。
タロットは未来予測するものではない
タロットは、未来を予測するものではありません。
現在の状況や選択が、未来にどのように影響するかを考える手助けをします。
もしも思ったような結果が出ていなくても、考え方や取り組みの方法を変えてみる。そう考えることができます。
結果に一喜一憂するのではなく、希望通りの未来に近づけるためには、どうすればいいのか?という考えに結び付けることが重要です。
✤自己タロットリーディングの注意点
タロットリーディングは、予想外の結果が出ることがあります。
その場合、固定観念にとらわれずに素直にメッセージを受け取りましょう。
ポイントは、カードを引いたときに感じる感情や直感を、無視しないことです。心の声に耳を傾けることで、その奥の気持ちにも気づけることがあります。
依存はしない。
思う結果が出るまで、何回もカードを引いたりしないことです。全ての決定をタロットにゆだねることは避け、最終的な判断は自分で行うことが大切です。
リーディングの目的をハッキリさせる。
知りたいことが抽象的だと、絵とシンクロさせる情報が曖昧になり、直感が働きません。誰に対して、何を聞くのかを明確にしましょう。
解釈に柔軟性を持つ。
リーディングの解釈は様々です。
自分の状況にあった解釈を見つけるためには、柔軟な思考を心がけます。
定期的に振り返りをすること。
成長を実感する機会にもなります。時間をおいて再度リーディングをすることで、新たな気付きや、自己の成長部分を発見することができ、モチベーションの維持にもつながります。
まとめ
不登校の子どもを持つママにとって、わが子との信頼関係構築はとても重要です。カードが示すメッセージを通じて、親子がより良いかかわりを持つことが、悩みの解決に繋がります。
ママは心の健康を保つことが一番です。
こんな方法もあるので、興味がある方はぜひお試しくださいね(*^^*)