インドネシア住宅事情【KOST】

こんにちは!ゆみっこりーです。
本日はインドネシアで留学やお仕事をされる際の住宅事情
なかでもKOST(コス)と呼ばれる、日本でいうところのアパートのお話をしたいと思います♪



私は現在赴任して5か月が過ぎました。
最初のKOSTは、用意してくださったお家だったのですが私には生活環境が合わずお引越しさせていただき今は2件目のKOSTでのびのびと暮らしています。

インドネシアは日本とはだいぶ生活環境が異なりますのでイチ参考になったらいいなと思います。

【KOSTの特徴】


・家賃は地域によってもピンキリだが、月1万~4万くらいが妥当かと思う。エアコンや温水シャワー付きなら2万以上は見ておくのがいい。
(個人的に日本人が安心できるのは色々内見したうえで2万以上の場所からだと思いましたが価格が高くても驚きの汚さのところもあるので自分の目で見て、においなどを確認するのをお勧めします。)
・一人ひとつワンルームがある。(中にはワンルームを家族で住んでる方もいる)
・キッチン共同のKOSTが多い
*イスラム教を重んじているKOSTも多くあり、その場合はキッチンでの豚肉やアルコール(料理酒や醤油含む)の使用禁止&異性の友人を招くのは禁止などルールがあるところもあり。
・電気代は家賃に含まれておらず別払いとなる(コンビニで買えます)

★電気の許容範囲は1300Wのところが多い

はい。今日は、この事について話したくて記事を書きました。笑
日本だと、電子レンジとケトルを同時市ゆするとブレーカーが落ちたりしますよね?
そういった現象が、インドネシアでは頻繁に起こります。

私の場合は赴任初日は到着して、KOSTに案内してもらいある程度の間取りを確認して荷物を置いたらその日中にモールや家電が売ってい売る場所に行き買い物をしました。

その時に、安さやデザインにとらわれすぎず
W数を確認して購入してください!!!
(私の二の舞を踏みませんように…)

私は何も気にせず、目についた機能性やお手頃価格そうなものを購入してしまい、かなり痛い目にあいました。。。とほほ
具体的には、火事を恐れIH購入→1300WのIHを購入してしまい、IH使うだけでブレーカーが落ちてしまう。
1000Wのケトル/アイロンを購入してしまい、使う際はエアコンを切らなければならない。

など…。IHは幸い電気供給量の多い大きなおうちに住んでいる同僚が買い取ってくださり現在はポータブルガスコンロで生活しています。

私が現在使っている家電の大体のW数も書いておきますネ
・炊飯器400W 保温のみ35W
・ウォーターサーバー(温冷機能付き)420W
・霜とり機能付き冷凍庫/冷蔵庫 70W←がたいは大きいのに驚きの低さにびっくり
・エアコン 344W
・ケトル1000w
・給湯器(お湯シャワー)350W

といった感じです。
エアコン×ケトル
ケトル×炊飯器
は避けています。
炊飯器も炊飯初期にエネルギーを使うようで、ケトルと同時使用したら電気が落ちました
Kostの電力許容は1300Wです。
※電子レンジ、オーブン、トースター、洗濯機は一般的ではありません

リビング


一軒目のリビング。寝室は隣にありクイーンサイズのベッドだった。


2件目のリビング。1室なのでベッドがあります。奥の扉の奥がキッチンです。右手にも扉があり、そこがトイレ兼シャワーです。

キッチン

シンク。意外と独立キッチン・シンクが部屋にある家が少ない。



キッチン。独立の場合こんな感じで場所があるところが多いです。それか共同キッチン。

引っ越しを検討した際の内見ではいろんなお部屋を見ました。
その中でも
共同キッチンに気が進まなかった私ですが、これも一つの交流の場と考えられる方なら問題ないかもしれませんね♪

内見時に見た共有キッチンのうちの1つ。部屋の中というより屋根のある外にある場所も多かったです。

トイレ・お風呂

一番気になるであろう水場事情です。
インドネシアでまだまだ一般的なトイレはこんな感じです。
和式で、隣にある桶の水をひしゃくですくい、左手で洗い流します。
トイレットペーパーは、最近水気をぬぐうために使う方が増えているようですが一般的ではないのでゴミ箱がないところもあります。
(その場合は清掃員の方が見つけやすいところに置きます)
詰まってしまうので流さぬようご注意を!!
この場所はお風呂場も兼用で、ひしゃくで水をすくって水浴びをします。
こちらの人は朝、人に会う前に入る方が多いようです。
暑いので一日に何度も入ることもあるようです。

一軒目のトイレ、風呂場

内見時に排水溝の形や緩さを確認するといいと思います。
これが緩いといろんな生物とこんにちはする可能性が高くなります(経験済み)
レンガを上からおいて対策していました。

シャワー自体は簡単に設置できるようで、わたしも最初なかったため
取り付けをお願いしたところ2500円でセキュリティの方がやってくださりました。
温水の給湯器は2~3万ほどで、電源をとれる場所が必要など条件が出てきます。(後付けする場合)

2軒目のトイレ・シャワー。元からシャワーと温水はついていました。


洋式なのと温水シャワーが出ることがこんなに幸せなんだと、日本を離れてはじめて気づきました。いくら暑い国でも、雨季は結構寒いので個人的には必須です。旅行時は、異文化体験として水シャワーも楽しいかもしれません♪
このおうちにはシンクがないため、このシャワーで食器も洗っています。
そこだけが惜しいけどそのほかは最高です。

まとめ


内見時に気にしておいたほうがいいこと
・電気の容量
・匂い
・清潔か(シャワーの水が出る回りなど)
・排水溝が緩くないか、壊れていないか
・ごみ置き場の状況
・セキュリティーはしっかりしているか
・戸締りはしっかりできるか
・オーナーの人とうまくやっていけそうか

インドネシアの中でも地元の方とも交流できてお手頃な
KOST。 みなさまのインドネシアライフが楽しいものとなりますように・・★

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