
Winning Post 9 2022 トウショウボーイ 系統確立
トウショウボーイについて
父:テスコボーイ
母:ソシアルバターフライ(母父:Your Host)
1973年の藤正牧場(現トウショウ牧場)に生まれる。若駒時代から評判はよく、クラシック制覇を期待される。父も母も気性の悪い産駒が多く心配されるが、本馬については非常に落ち着いた馬であった。
年齢については、当時の年齢(現在の年齢+1歳)で記載します。
デビューは4歳の1月になり好タイムで勝利します。このレースには、TTGの一角でのちにライバルとなるグリーングラスやミスターシービーの母:シービークインが出走しており伝説の新馬戦をとしてしばしば語られる。
皐月賞ではTTGの一角:テンポイントを抑え優勝します。日本ダービーではクライムカイザーの2着・菊花賞ではグリーングラスの3着に敗れクラシックを終えます。4歳の最後には有馬記念に出走し、優勝する。
5歳シーズンは宝塚記念の含む3連勝を果たすが、当時東京3200Mだった天皇賞(秋)ではグリーングラスが大逃げを打ち、ハイペースになったことにより7着に敗れる。有馬記念でも2着に敗れ現役を引退、種牡馬入りします。
TTGの中でもスピードに長けたタイプで、重馬場が苦手で当日の朝雨が降っていたのをみて陣営が観念したこともあった。そのスピードから天馬と呼ばれた。
引退後種牡馬入りしますが、種牡馬入り当初は生産者からの人気は低く、組合幹部が方々と交渉して予定頭数を確保したが、血統面・健康・受胎率で劣る繫殖牝馬が多かった。2年目の産駒からダイゼンキングが阪神3歳ステークス等を制して、トウショウボーイは同年度の3歳リーディングサイアーとなる。翌年にはミスターシービーが史上初のクラシック三冠を達成し、このころから人気が上昇し「お助けボーイ」と呼ばれるようになる。種牡馬としての特徴は、繫殖牝馬の質の関わらず一定レベルの幼駒を輩出する・奇形でなければ1500万で売れる・種付け料は最高でも350万円で中小の生産牧場にとっては救世主であった。
Winning Post 9 2022での トウショウボーイ



3代前の親系統ですが、ナスルーラ・ハイペリオン・ハイプトンでハイペリオンが被っています。ナスルーラですが祖父のプリスリーギフトと父テスコボーイが確立しているため、テスコボーイ産駒のサクラユタカオーを確立してテスコボーイを親系統昇格させるか、ミスターシービーを確立すればプリスリーギフトが親系統に昇格します。
名(大)種牡馬因子については父系に多くあるため、爆発力が稼ぎやすい部類です。系統特性はSP系で能力因子はスピードが2つで、スピードを稼ぎやすいタイプです。
今作ではDLC:TTG 購入権セット(880円)を購入すれば所有することは可能ですが、系統確立する際には所有する必要はありません。私はこのDLCを購入しましたが、序盤の名声稼ぎが楽になるので購入する価値はあるかと思います。
確立方法について
スタートシナリオ:1976年
ゲーム難易度:Normal
確立難易度:易
史実馬のみでも大丈夫です
確立年:1992年末
確立条件:日本5%
確立リミット:1992年末
史実ではこの年に亡くなっていますが、シンジケートを組まれるほどの種牡馬であれば種牡馬引退が少し伸びることが多いです
具体的な確立方法
基本的には史実馬だけで大丈夫です。
ミスターシービー系統確立のため、早めに自家生産するとトウショウボーイ系統確立にもプラスになります。
所有馬
ミスターシービー(1980年生まれ)
生涯戦績:23戦23勝 主な勝ち鞍:牡馬3冠
言わずもがな史上3頭目の3冠馬です。脚質は追い込みとなっていますが、勝負根性はB+あり普通に先行しても勝てます。
ミスターシービーを系統確立するとプリスリーギフトが親系統に昇格します。系統確立は史実産駒のみでは無理なので自家生産しましょう。
ウインドストース(1983年生まれ)
生涯戦績:36戦15勝 主な勝ち鞍:コックスプレート
史実ではダービー卿チャレンジ(G3)を勝利しています。
今回は7歳まで現役を続け、マイル路線や豪州・香港で走らせました。
能力は重賞レベル(スピード:D)ですが、遅め成長とローカル特性を活かして成長させましょう。
ノックアウト(1983年生まれ)
生涯戦績:31戦16勝 主な勝ち鞍:マイルCS
金鯱賞(G2・当時は6月開催 中京芝1800M)を勝利した馬です。ほかにも短い距離での実績もあります。
距離適性は1400~1800Mだったため、国内の短距離を使いました。マイル路線はニホンピロウイナーが出走してくるので、事前に出走していないか確認しましょう。
ワイズルーラ(1984年生まれ)
生涯戦績:19戦8勝 主な勝ち鞍:ジャパンカップダートダービー
無札の史実馬です。笠松や名古屋で活躍し種牡馬入り自体はしているようです。
能力自体はG1だと厳しい感じです。ダート適正を活かして、中央のOP特別やジャパンカップダートダービーなどの地方交流重賞で活躍させましょう。
ダイゴアルファ(1984年生まれ)
生涯戦績:11戦11勝 主な勝ち鞍:ホープフルステークス
史実では毎日杯を勝利し、日本ダービーにも出走しています。(結果はメリーナイスの20着)。能力は高いとは言えませんが、早熟を活かして2歳G1やNHKマイルカップを目指しましょう。
モガミチャンピオン(1985年生まれ)
生涯戦績:30戦17勝 主な勝ち鞍:安田記念
2003年まで父内国産馬限定戦として福島芝1800Mで行われていたカブトヤマ記念覇者です。
気性難で惨敗することもありますが、能力は銅のお守りにしては高めでマイル~2000MのG1を使いました。
ヤエノダイヤ(1985年生まれ)
生涯戦績:24戦15勝 主な勝ち鞍:トゥーラックHC
神戸新聞杯は900万下条件戦突破した勢いで制しました。菊花賞では7着、その後はオープン特別の洛陽Sや札幌日刊スポーツ杯で2着の実績があります。
今回のプレイでは4歳まではサマーシリーズなどのローカル重賞を使い、5歳からは豪州や香港へ遠征させました。(マイル近辺のレースが足りませんでした。)
ほかには牡馬ではサクラホクトオー・牝馬ではダイイチルビーがいます。1992年であればミスターシービー産駒のヤマニングローバルやシャコーグレイドが使えます。また、ミスターシービーを確立すればプリスリーギフトが親系統に昇格するので、ミスターシービーで自家生産してもよいです。
系統確立時の種付け料


1992年末 日本5%
種牡馬合計:9頭 種付け料合計:10,650万円
トウショウボーイ 2,850万円
└ミスターシービー 1,950万円 ※所有
└自家生産馬 950万円 ※所有
└モガミチャンピオン 1,100万円 ※所有
└ウインドストース 1,050万円 ※所有
└ノックアウト 950万円 ※所有
└ダイゴアルファ 500万円 ※所有
└ワイズルーラ 350万円 ※所有
└サクラホクトオー 250万円

後継種牡馬について
能力を考えると一番はミスターシービーです。能力の高さと父からSP系を受け継ぎます。ミスターシービーを系統確立すれば、プリスリーギフトが親系統に昇格します。サクラユタカオーなどのテスコボーイ直子をもう一頭確立しテスコボーイを親系統昇格していれば、後継種牡馬を系統確立する必要はありません。
テスコボーイ系という観点であれば、サクラユタカオーからサクラバクシンオーのラインがありますが、トウショウボーイは現在まで確実にこのるラインがありません。ミスターシービーが一時期種牡馬として気を吐きましたが、ミスターシービーほどの馬は生まれませんでした。IFを追い求める意味でも面白いかもしれません。
あとがき
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ニコニコ動画で、競馬の配信を中心にやっているので遊びに来ていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。