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心に刺さったトゲはいつか抜ける。


これは、私の心の変化だ。


私は5年前、心にナイフが刺さった。
そのナイフは刺さったまま私の心を蝕んだ。
化膿した心は、膿を出し、私は心から
この状態を『私の命を終わらせたい』と願った。

やっとナイフが腐り、トゲになった。
おおよそ3年、トゲになるのに時間がかかった。
トゲになるまでは笑うことができなくなった。
何かを焦って、地団駄踏んで。
進みもしない自分に苛立ちさえ覚えた。


そんなナイフがやっとトゲになってから
私の心は少し穏やかになった。

付き合う人が変わり、
自分が居ることに、少しずつだが
意味や意義を見出していく。


私は笑うことができるようになった。
笑う度に『私の心のトゲ』は
ほんの何ミクロンか小さくなっていく。
私が笑えば周りも笑う。


いまは、それを繰り返しながら

私の心のトゲが抜けるのを待っている。

無理に抜くのではなく、
自然と抜けることを待っている。

ただ、トゲが抜けたからといって
きれいなハートに戻る訳では無い。

化膿したハートは歪だ。

それでも、歪になった自分の心を背負って
私はその心を武器にして
生きていける。


今、辛い人は
そのままでいい。

頑張らなくていい。

今、心にナイフが刺さっているのに
抜こうと焦って左右に動かさないでいい。

少しずつ、自分の中の自然治癒力で
必ずあなたのナイフがトゲになる日がくる。

私は5年で小さくなった。

5年もかかったのか、
5年しかかからなかったのか、
それはわからないけど。


でも、今は認めるだけでいい。

『そんな時期。。。』


私の体験が、誰かの心に
「ハートのシール」をペタっと貼れることを
願っています。


いつもありがとうございます。
お疲れ様です。
また、次回