子ども時代の思い出〜病気の時には〜
前回の記事を書き、子ども時代のことを思い出した。昭和のバタバタがたくさんあって、面白い時代だったなぁと思ったので、全て忘れてしまう前に書きとめておこうと思う。
今回は病気の時の思い出だ。
子どもの時、熱を出すとその時だけもらえるものがあった。黄桃やみかんの缶詰だ。缶詰は貴重品でどこからかのいただき物だと思うが、熱があったり、喉が腫れたりして他のものを食べられない時に、母が食べさせてくれた。
ガラスの器に入れられて、匙が添えられて運ばれてくる。布団の上に正座して食べたものだ