見出し画像

今週の投資関連注目記事(8月第4週-2)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけの視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。


・JT 米タバコ大手を買収
JTが米国4位のたばこメーカーのベクター・グループを買収すると発表。約3780億円で全株式を取得する。JTとしてこれまでで4番目の規模の大型買収になり、これでアメリカ市場でのシェアは2.3%からおよそ8%に拡大する。
8.22 日本経済新聞他

JTにとって成長への最優先課題は加熱式たばこのシェア拡大のはずだけど、市場が縮むが底堅い需要のある紙巻きで安定的に稼ぎながら、加熱式挽回へ時間稼ぐ狙いがあるのではないかとのこと。


・リンテック、車用ウインドーフィルムで透明・遮熱を実現
リンテックが自動車用ウインドーフィルム「ウインコス オートモーティブフィルム」シリーズに新製品を追加。高い透明性と遮熱性の両立を実現。暑さの原因である近赤外線を約85%カットして、車内の暑さ対策に寄与する。
8.22 日刊工業新聞

夏の厳しい暑さ対策として、今後ますます遮熱性のフィルム需要が高まってくるはず。透明性を保ちながら、近赤外線をカットするという技術が素晴らしい。全車標準装備義務化にならないものか。


・住商、NZで地熱発電稼働
住友商事はニュージーランドで地熱発電所を稼働させた。 発電容量は18万4000キロワットで、年間発電量は約20万世帯が使用する電力に相当し、同国の総発電量の約3.5%を占める。
8.22 日刊工業新聞

ニュージーランド政府は、2030年までに再生可能エネルギー利用率100%を目標に掲げているが、地熱発電は太陽光発電や風力発電に比べ時間帯や天候、季節の影響を受けにくい安定的な電源であるとのこと。


・日本郵船、宇宙ビジネス開拓
日本郵船が宇宙事業の開発に挑んでいる。日本で半径3km以内に全く人が立ち入らない条件を満たす発射場候補地を確保するのは難しいが、海に射場をつくれば、季節や地理的な制約がなく、打ち上げ回数を増やせる。
8.21 日刊工業新聞

日本郵船が目指すのは、洋上でのロケットの打ち上げや、発射燃焼後に宇宙に向かわず分離・落下した1段目ロケットを回収し、ロケットの再利用につなげるシステムということらしい。



和民、居酒屋でアバター接客

ワタミがアバター(分身)を使ったリモート接客の実証実験を同日から都内の居酒屋で始める。アバターの活用により居酒屋でもリモート勤務ができるようになるほか、離れた場所にある複数店舗で同時に勤務することも可能。
8.21 日経MJ

アバター接客サービスには会話を同時翻訳する機能も備わっており、通信ラグがなく普通に会話ができるので、インバウンド(訪日外国人)の増加にも対応できるとのこと。













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?