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今週の投資関連注目記事(9月第3週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけの視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。


・NECが、空港「顔認証」受注
NECが顔認証の技術を活用し、空港での入国審査や税関申告の手続きを簡略化できる端末やシステムを国から受注したと発表。来年4月に始まる大阪・関西万博に合わせて関西空港に設置され順次、羽田、成田の国際線で導入。
9.20 読売新聞

データは税関などのシステムと連携し、本人確認に活用。入国手続きと税関でそれぞれ必要だった本人確認作業を簡略化でき、待ち時間の短縮につながるとのこと。


・兵庫県知事 不信任決議が可決
兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会の各会派などが提出した知事の不信任決議案は全会一致で可決。可決により、斎藤知事は辞職するか、県議会を解散するか判断を迫られることに。
9.20 東京新聞他

大手メディアの報道でことさら強調されている「パワハラ」や「おねだり」はいただけないけれど、仕事熱心で成果は上がっていたようなので残念。
それにしてもこの報道は日本国民全員がイジメをしているようで酷かった。


・大日印が幼虫飼育工場
大日本印刷(DNP)と愛媛大学が、新菱冷熱工業と共同で、鯛などの養殖魚の飼料(エサ)となる昆虫の飼育を自動化する原理試作機を開発。自動化技術を向上し、2025年度に年間10トンの養殖魚用飼料粉末の生産を目指す。
9.20 日刊工業新聞

背景には、エサの価格高騰や輸入依存度の高さ、サプライチェーン(供給網)上のリスク等から安定供給の必要性があるとのこと。


・「未来のコンビニ」実証
KDDIが来春、本社を移転する東京・高輪のビル「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、三菱商事・ローソンとAIやロボット技術を活用したローソン2店舗を開く。人手不足などコンビニが抱える課題解決に向けて実証をする。
9.19 日刊工業新聞他

具体的には、専門のスタッフなどによるリモート接客ブースを店内に設置や、品出しや店内清掃、商品配送などの業務に対するロボット活用などとのこと。


・ヤマハがLUNA SEAとライブ体験保存
ヤマハが2017年より「ライブの真空パック」をコンセプトに、実際の楽器の演奏をリアルに自動再現するなどのライブやコンサートの体験を音楽・文化資産として保存することを目指して技術研究・事業開発に取り組んでいる。
9.18 日刊工業新聞他

「その時、その場限りだからこそライブだ」ともいえるけど、現代の音楽だけではなく、伝承が危ぶまれる伝統音楽の保存や継承にも活用することができるのであれば、やはり残してほしい。


・「読書ゼロ冊」6割
月に1冊も本を読まない人が6割超に上ることが判明した。同じ「国語に関する世論調査」が設けられた08年度以降では最も多く、初めて5割を超えた。スマホやSNSの普及が原因とみられ、文化庁は危機感を示している。
9.18 毎日新聞他

旅行に行かないし、読書もしない。毎日の情報収集は自分好みにカスタマイズされたスマホの画面から・・・これでは投資に必須の判断力は低下していくばかりではないか。



・日本人は旅をやめたのか
海外渡航者はコロナ前の6割程度にとどまり、国内の宿泊旅行も前年割れが続く。パスポート保有率は23.8%(2019年)→17.0%(2023年)に。娯楽の多様化、仕事が忙しい、節約などの理由から日本全体が内向き志向に。
9.17 日本経済新聞

留学などの海外体験に乏しい若者の増加は将来の国力も左右しかねない・・・と記されていたが、我が意を得たりだ。


・火葬後の「灰」売却額3.4倍
年間157万人が亡くなる多死国家の日本で、遺体を火葬し骨つぼに収めた後に残る「残骨灰」の扱いが揺れている。含まれる貴金属などの売却に動く自治体が目立つ一方で、住民感情に配慮し売らない例もあり、対応は割れた。
9.17 日本経済新聞

故人が生前に歯科治療したときに使われた金やパラジウム、人工骨に含まれるチタンなどの有価物が含まれるとのことだけど、いつか自分が亡くなったら、売却するなりして有効活用してもらった方が捨てられるよりは嬉しい。





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