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娘が朝の時間を有効活用し始めた

三兄妹の朝

我が家の末っ子は兄妹の中で今のところ、一番朝が弱い。

ショートスリーパーでずっと早起き、朝好きなことをする(ゲームとか)習慣を持つ長男
眠りが浅く、夜もよく起きて夢をみるらしい長女(小学生になってからは長男の楽しみに参加しだした。)
末っ子の次女は朝弱く、小学生組が出発しても起きてこないことの方が多い。登園60分前にそろそろと起こし始めてダラダラ朝ごはんを食べず(これ食べたくない、あれもイヤ)、登園しぶり、準備も半端に出かけて忘れ物をするのが常だった。

しかし、どうしてか?最近は小学生組が朝食を食べる頃に自室から出て、リビングへやって来る。彼女に何が起きたかはわからない。寝起きが悪いのは家族に周知なので、「あれ、もう起きたの?早いね」という声が飛び交う。

それでもしばらくはリビングでダラダラ、ボ〜ッ。朝食あれいらんこれイラン、は続いた。私は、朝はやいのにもったいないなぁ、と密かに思っていた。だらだらで片付かない次女の話を聞き続けるのは私もちょっと辛かった。

早起きした娘にふと、「今日、さっさとご飯食べちゃって一緒にパズルしない?」と提案してみた。100ピースくらいのパズルを一人で黙々作るのにハマっているのだ。声かけした前の日は登園ギリギリまで作っていたが組み上がらず、仕上げなきゃ嫌だというので私が最後高速で組み立てたという翌日だった。
次女はふむ?という顔をして何も言葉は発さず、さっさとご飯を食べて支度をして、いつも出発する40分ほど前に全ての支度が完了した。快挙!私はこのできた時間にやりたいことをグッと抑えて、その日は30分彼女の横にいた。集中してパズルに取り組み、10分前には出発できた。

その日帰宅後のおやつタイムで彼女にその日の話を聞いてみた。
「朝パズルしてから幼稚園行ったけどどうやった?朝ゆっくり寝てゴロゴロするのとどっちが良かった?」
「・・・明日もパズルやりたい。早く起きてゆっくりパズルできる方がいい。」

しめしめ、その日から彼女は毎日早起きして「今日は何して遊ぼう?」と、私は隣で作業しつつ同じ空間でそれぞれの朝時間を楽しめるようになったのです。

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