どこに意識を向けるか
最近よく目にする言葉、耳にする言葉。
「どこに意識を向けるか」
仕事に追われているときは、ずーーーーっと仕事に意識を向けていた。仕事にしか意識が向かなかった。他のことはどうでも良かった。仕事でさえ、結果を残せれば、それで全てがチャラになった。
しかし、ある時、思うような結果が出せなくなった。
すると、「また次頑張ろう。」と、誰かに言われる度に、「また、同じことを繰り返して、頑張らなければならないのか…。」と苦しくなった。
「一体いつ、この苦しみは終わるのだろう。」
そうすると全てが嫌になった。
そうして、違う道を選んだ。もしかしたら、選んだように見えて、選ばされた感覚。
違う道を選んだ結果、私の視野はグッと広がった。こんな生き方があるのだと社会人13年目にして初めて経験した。
そうすると、今まで貯めてきたお金をいろんな分野に使って、自分の体でいろんなことを試した。その結果、「自分は何をしているときが幸せなのか」というところに意識が向き始めた。
「仕事で結果を残さねば」
という意識から
「自分は何がしたいのか」「何をしたら満たされるのか」「どんな自分になりたいのか」「どんな自分で在りたいのか」
ということに意識が向き始めた。
そして、使ったお金を取り戻したいという感覚や、これから何にお金を使っていこうか、どうやって貯めようか、稼ごうか…
そして、お金よりも大切な「自分は満たされている」「目の前のことに感謝する」とは、どんな毎日を過ごせばそのように生きられるのか、など…
視野が広くなった途端、いろんなことに意識が向き始めた。
私は地球で、何を経験するために生まれてきたのだろう。
その答えが今も見つからないが、たくさんの人に出会っていきたいことは間違いない。