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ご挨拶 | 0歳から始める!おうち🏠早期療育ガイド

『0歳から始める!おうち🏠早期療育ガイド』

こんにちは、すだちと申します。

このnoteでは、次のような悩みを持つ親御さんに向けて、情報をお届けします。

子どもはまだ0〜3歳くらいで、発達障害の診断は受けていないものの発達がゆっくりで気になる

周囲に「個人差だよ」「大丈夫」「心配しすぎ」と言われても不安は尽きない

子どものために今から、出来ることをしたいのに頼れるサービスがない

こんなお悩みをもつ親御さんのお役に立てるような
乳幼児期から使えるおうち療育の方法についてお伝えしていきます。


0歳から発達が気になる。本当に「心配しすぎ」なだけ?


私の自己紹介を少しだけ。
私は、これまで発達障害の未就学児から大人の方々に対して、療育や就労支援を行ってきました。
今まで出会った発達障害の方は1000人以上。直接支援だけでなく、プログラムの開発や、支援者トレーニングも担当していました。

発達障害の子って、本当に魅力的なんですよね。人間味が濃い、というか。
凸凹のある子どもたちのことが私は大大大好きです。
なのでできるだけ彼らやその親御さんの役に立ちたいなあと思いながら生きているのですが、ひとつだけ歯がゆいことがあります。

それは、「診断を受けていない子どものサポートが難しい」ということです。

障害のある子どものための福祉制度は、基本的に診断を受けた子どもにしか利用できません。
そのため、診断が確定しづらい乳幼児の子どもたちは、発達に遅れがみられても、必要な療育を受ける機会が限られているのです。

私自身、これまで多くの親御さんから相談を受けましたが、福祉制度の枠組みの中でできることには限界がありました。

しかし、現実には一歳半の乳幼児健診では11%の子どもが精神発達面について『要経過観察』となっています。

この11%の子どもたち全員に、その後も発達の遅れが見られるわけではもちろんありません。

一方で、通常級に在籍する小中学生の8.8%に発達障害の可能性があると言われています。特別支援利用児は5%程度なので、合わせると大体14%の子どもたちが生活の中で支援を必要としています。


(もちろん乳幼児健診の時点では指摘されていなかった子が後に発達障害の診断を受けることもたくさんある、という前提は忘れないでいただきたいですが)
乳幼児健診の時点で『気になる子』が、その後支援が必要になる可能性は決して低くないことが示唆されます。


高い効果が期待される乳幼児期から始めよう!


もう一度話を戻すと、日本では発達障害の診断がなければ専門的な療育を受けづらい状況です。
ではいつから診断を受けられるのか? 
発達特性にもよりますが、早くて2歳ごろ、実際には集団生活が始まる3歳以降の場合が多いです。

発達に違和感を感じても、正式な診断を受けるまで待たなければならないのでしょうか?

乳幼児期は脳の発達が活発な時期です。
早い時期に違和感を感じたのであれば、早い時期に支援を始めることが望ましいです。
実際、アメリカでは『ESDM』という一歳から始める療育プログラムが確立されています。

親御さんへ向けての「大丈夫」は決して嘘ではありません。

発達には個人差があります。心配が杞憂で終わるケースはたくさんあります。
ですが、その「大丈夫」をそのまま信じて安心しきるのは多くの親御さんにとって難しいことでしょう。
我が子の成長のために、効果の高い乳幼児期から必要なサポートをしたい、と思うのは当然の親心です。

そんなわけで、「子どもの発育ために、今すぐできることをしたい!」とお考えのお母さんお父さんがいらっしゃいましたら、ぜひこのnoteでご紹介する手法にチャレンジしてみてください。

専門的で難しいアプローチではなく、ご家庭での遊びや生活の中で導入しやすいアプローチ、毎日1分からできる療育についてご紹介していきます。

ここでご紹介する方法を実践した場合、発達障害のあるお子さんにとってもないお子さんにとっても、マイナスになることは決してありません。発達を促すアプローチは、すべての子どもたちにとってメリットがあります。

お子さんのためにすぐにでも何かを始めたいとたまらない気持ちでいる親御さんに向けて。

明日から始められる、お子さんの成長の手助けとなるようなアプローチ方法についてご紹介していきます。


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個別のご相談はXのDMで受け付けています。お気軽にどうぞ!




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