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わたしは晴れた日に行きたい。東京都庭園美術館『そこに光が降りてくる』


『そこに光が降りてくる』青木野枝/三嶋りつ恵
2024年12月12日(木)11時頃~
1人で
事前時間予約制、支払いは当日窓口でも可


鉄を素材にした彫刻家である青木野枝さんとガラス作家である三島りつ恵さんの作品展。不勉強にてお2人とも存じ上げていなかったのですが、企画展の内容をネットで見つけた時に「絶対わたしの好きなものだ!」と思い、足を運びました。本当に行って良かった。
幸運にも快晴の日で、作品がキラキラと表情を変える様を堪能できました。

お2人とも置かれる空間に合わせて作品を再構成されたり、作られたりされる作家さんとのこと。庭園美術館のステキな建物とお互いに引き立て合っていて、いつまでもその場に立ち尽くしたくなるような空気感でした。絶対に平日、空いてそうな日に訪れていただきたい企画展です。


どれもこれも素適だったのですが、、、わたしはお2人の“制作をめぐる資料”の部屋が特に好きで。たくさんのスケッチや習作を見て、これらがさっきまで味わっていた空気感を作ったんだと思うと、見ても見ても見飽きない。インタビュー動画とともに楽しみました。

アーティストの作品を観ていると、どうしても天才的な閃きをもった別世界の方たちと思ってしまいがちなのですが、それだけではないですよね。考えて考えて考え抜いたからこそ閃くのであって、その点をいま一度感じられたことがとても良かったです。

そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠 | 東京都庭園美術館 | TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM

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