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ただただ浸った『Sony Park展 2025 ―Part1』
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来訪日:2025年2月20日(木)11時~12時30分
夫と
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これが無料でいいのか。
あっという間に時間が過ぎて、後ろがなければもっといました。
お昼ごはん抜いてもいいからここにいたいと思いましたが、夫に連れ出されました。
どのアーティストが好きかということにも左右されるかと思いますが、、、
わたしは断トツで「羊文学」のフロアが好きです。
「ファイナンスは。詩だ。」をテーマとする羊文学のプログラムでは、空間の中央に大きな水盤が広がる、静謐な空間がGinza Sony Park 4階に出現。メインプログラム「Floating Words」では、羊文学の「歌詞」にフォーカスをあて、羊文学が生み出した楽曲・歌詞と、水と光が融合することで、楽曲の世界に入り込める特別な音楽体験です。
羊文学の言葉が浮かんでは解けていく儚くも美しい映像演出と、このプログラムのために特別に収録された塩塚モエカの声に導かれ、来場者は楽曲の世界観 へ引き込まれていきます。羊文学の楽曲「more than words」「光るとき」が響き渡る空間で、様々な表情を見せる水面のゆらぎや、羊文学の音楽と言葉がたゆたう、文学的なプログラムをお楽しみください。
また、ソニーの触覚提示技術(ハプティクス)を活用した「Active Slate」を用いて、「Floating Words」の余韻にひたりながら床面を歩くと、水辺を歩くような感覚が味わえる仕掛けも。
写真も動画(60秒以内)も撮れる。でも撮っている場合ではなくて、この世界に浸りたい。
わたしと同じように思った方も多かったようで、数名でした。撮ってたの。
他のフロアはむしろ撮影大会だったのに。
映像、音楽、ナレーション、全てのバランスが良い。
光の加減も良い。
文字が流れ、たゆたう感じ。
元々好きですが、もっと好きになりました。羊文学。
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YOASOBIのフロアは曲が「心音」ですから、若者向け。
元気をもらいました、中年は。
羊文学とVaundyのフロアは1人で愉しみたいというか、2人で行っても結局それぞれが思い思いに楽しむことになるんですよ。ただYOASOBIのフロアは誰かと一緒に行った方が面白い。
なぜなら「心音オブジェクト」を作るから。
「心音オブジェクト」を作る際に自分の性格と今の気分を4択で入力するんですが、、、
この時に「自分が思っている自分自身の性格」と「相手が思っている自分(わたし)の性格」の違いがわかるので。
夫とは交際期間を含めると20年以上、わたしの人生の半分以上を一緒に過ごしていますが、なんとお互いが思い描いていた性格が違いましたw。
なぜこういう仕組みにしたんでしょうか。
「心音」の歌詞をしっかりと聞き取っていたわけではないので、改めて読んでみようかな。
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Vaundyのフロアは、ひたすら音楽を次から次へ聴いて、自分の(好みの)音楽を探す旅です。
「音楽は、旅だ。」をテーマとするVaundyのプログラムでは、Ginza Sony Park 地下2階にVaundyがキュレーションする「音楽の地層」空間が出現。
「僕の心の曖昧な地層」をテーマに、Vaundyが約200曲の楽曲を選曲。これらの楽曲が積み重なってできた「音楽の地層」の空間で、来場者はヘッドホンを片手に、発掘するように音楽を探すことで、音楽のジャンルや年代の垣根を越えて積層された、音楽の地層空間を旅するような音楽体験を楽しむことができます。
ヘッドホンして大きめの音量でひたすら聴いて、聴いて、気に入ったのがあったらQRコード読んでストックして。
「懐かしい!これ好きだった!」というのもあれば、「あまり意識して聴いてなかったけど、、好きかも、このアーティスト!」というのもあればで、まさしく「旅」です。
ここは時間を忘れます。
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どの順で周るかはお好みですが、、、Vaundy以外は映像時間が決まっているので、そちらを先に行った方が時間を気にせずVaundyフロアを楽しめるかも。とはいえ、フロア滞在時間が決まっている=その回の参加者が一斉にフロア移動する、ということになるので、次のフロアが混むかもしれませんね。
うちはなんとなーく入りやすそうな気がしてVaundy → 効率がいいから最上階に行こうで羊文学 → 最後に」YOASOBIと回りました。朝一のVaundyフロアは程よい人数で周りやすかったのと地下道で待てるので寒くないという点は良かったですw
もう一度書きますが、これが無料でいいのか。
興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。