気づかぬ若作り
皆様、2025お正月いかがでしたか?
「紅白、多分見ません」と前回書いたのに結構見ました。へへ。
あと、お寺の隣に引越をして、除夜の鐘で煩悩をきれいさっぱり浄化してもらおうと楽しみにしていたのですが、鐘を突かないお寺だったらしく、新年を迎えても煩悩まみれでございます。
さて、松の内が終わり寒さが厳しくなってきましたが、この時期になると思い出す切ない出来事。
私は食への執着が強く、おしゃれには興味がありません。着られて汚れてなきゃ良いやという女子力ゼロ状態。
数年前のその日は寒波がすごくて防寒重視の服を着ていました。
甥が高校生の頃に着ていたアウターに頭が寒いので、姪が高校生の時の帽子。
どちらも派手な色じゃないし、オバサンが着ても大丈夫と思っていたんだけど、それが大間違い。
デザインが若い方用だったらしいのですが、私のようにファッションに疎い人間にはわからない。
仕事を終え、帰り道。
乗りたいバスが私を追い越し、バス亭へ着こうとしていました。
慌てて走った私は思い切り前のめりに転倒。近くを歩いていた若いサラリーマンが親切に駆けよって「大丈夫ですか?」と言ってくれたのですが、振り向いた私の顔をみて思わず。
「え〜っ!」
わかるよ。私も同じようなことがあったし。若い人だと思ってたのにオバサンで驚いたんでしょう。
でも面と向かって驚かれると、たいそう傷つくのです。
そのサラリーマンに悪気も邪な気持も無かったのですぐに気を取り直して、もう一度「大丈夫ですか?」と立ち上がるのを助けてくれたし。間違いなく良い人だったのでしょう。
でも…でも…「え〜っ!」は…。
強打した両膝より心が痛みました。
さらに、驚かせてしまった親切サラリーマンにも申し訳ない気持。
何か知らんけど、ごめんよぉ。
色だけじゃなく、デザインも気をつけねば、と理解した出来事でした。
さて、そんなおばあになっても何とか時間に抗いたく、一ヶ月ほど前から基礎化粧品を変え、Youtubeを見ながら顔面エクササイズもやっています。最近になって、自分しかわからない程の変化ですが(あら?少しハリが出てきたんじゃない?)と嬉しくなっていたのですが。
体重計に乗って勘違いに気づきました。
単なる正月太り。
哀
なんてことに一喜一憂する、平和なお正月でした。
みんなにとって楽しい一年になりますように。