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#54 今年も商店街にサンタが大挙してやってきた

よくもまあ飽きもせずに同じことを繰り返していると呆れるが、年の瀬が迫ると連れ合いの実家のお年賀用と自宅用に日本酒と酒粕を用意しておくため、伏見大手筋の外れにある『北川本家 おきな屋』へ『富翁』を買いに行っている。

12月14日。
一昨年までは直にお店の前まで乗り付け富翁を購入していたが、昨年からは伏見大手筋商店街近くの御香宮神社に駐車させてもらい、徒歩で行くことにしている。

御香宮神社内の銀杏の絨毯

というのも折角伏見桃山界隈を訪れるのにお酒を買う用事だけで済ませるのは勿体無いと考えるようになったからで、用事を済ませる前に商店街を見て回り、露店や八百屋で野菜を買ったり、商店街の端にある『ササキパン 本店』でパンを買うのはちょっした楽しみだ。
そうして無事に富翁を手に入れた後、濠川周辺を歩いて『寺田屋』などを見て駐車場に戻ると、大体5〜6㎞の距離になり散歩にちょうど良い。

さらに言うと、昨年のこの時期に大手筋通商店街でやっていた『サンタの挑戦状』というイベントに心奪われたことも大きく影響している。
「今年もアレ開催しているかな」と淡い期待を抱きながら、京阪の伏見桃山駅の踏み切りを渡った。

逆方向からだけど、踏み切り
伏見大手筋商店街

大手筋商店街は京都でも活気ある商店街のひとつで、全長約400メートルのアーケードに約110店の店舗が軒を連ねている。

その商店街アーケードの中に、大量のサンタクロース(人形)が発生するのだ。数えていないから何とも言えないが、体感として150〜200体といったところだろうか。

『サンタの挑戦状』はアーケードに現れた大勢のサンタの中に謎解きのヒントが書かれたボード持ったサンタがいて、その暗号のようなヒントを元に謎解きに挑戦し、答えを導き出し正解すると抽選でプレゼントが貰えるというイベントである。

『サンタの挑戦状』と書かれた
巨大天吊り幕

こういった謎解きの類に興味がないというか、あったとしても珍紛漢紛で門外漢な私だけど、サンタが色んなポーズで至る所に配置されているのを見るのは楽しい。

ヒントボードを持ったサンタ
セブンサンタ
みんな大好きミスドにもサンタ
バットを担いだ
サンドウィッチマン富澤さんの
卒業アルバム写真風サンタ
こちらにもヒントボード
わかりにくいが
リースの中にサンタが
入り込んでます
こいつもボードを掲げてます
サンタ、サンタ、サンタ、サンタ、
サンタァー(リンダリンダ風)
看板に挟まってる奴
アクロバティックサンタ
のぼり棒サンタ
ダクトでひと休みサンタ
サンタイベントと同時に
『大盤振舞!大チャンス!
ガラガラ大抽選会』
もやっとります
年の瀬って感じですね
京都銀行にカブトムシみたいに
群がるサンタ
この写真だけでも確認できただけでも
17体おります

気がつくとアラフィフのぽってりおっさんが童心に戻って「あそこにいた!」「こっちにも!」と指を差していた。
こんなおっさん、周囲を見渡しても私だけである。恥ずかしー。

サンタゾーンを抜け納屋町商店街の雄、老舗の『ササキパン 本店』で菓子パンや惣菜パンを買う。

大正10年創業
京都で4番目に古いパン屋さん
このレトロなパンが美味いんだ

大手筋を抜け、目的の『北川本家 おきな屋』で富翁を手に入れたら、あとは何となく・・・・寺田屋跡地まで行って坂本龍馬像を眺めてから、伏見城の外堀だった濠川沿いを散歩。

なんか寄っちゃうのよね
かつての寺田屋を再現した『旅籠 寺田屋』
坂本龍馬像等、史跡がある方が
鳥羽・伏見の戦いで消失した寺田屋跡地
濠川
写真は鬱蒼としているが
陽が当たると
柳と紅葉のコントラストが
綺麗でした
紅葉がフカフカ
犬になって掘り掘りして散らかしたい

こうして少しずつ年越しから新年に向けて準備をしているこたつでした。

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