こたつ

風が吹き抜ける気持ち良さげな木陰を見つけると手持ちのチェアで読書を始める京都市在住のおじさん。猫、鴨、柴犬、銭湯、本、ポテチ、チェアリング、デイキャンプ、ドビュッシー、KAN、ビリージョエル、お笑い、イタリア、料理、水をこよなく愛す。ささやかな日々の愉しみについて綴ります。

こたつ

風が吹き抜ける気持ち良さげな木陰を見つけると手持ちのチェアで読書を始める京都市在住のおじさん。猫、鴨、柴犬、銭湯、本、ポテチ、チェアリング、デイキャンプ、ドビュッシー、KAN、ビリージョエル、お笑い、イタリア、料理、水をこよなく愛す。ささやかな日々の愉しみについて綴ります。

マガジン

  • 本日も鴨川日和

    高野川や鴨川を中心に、散歩した時の出来事やチェアリングをしながら考えたことを綴ったものを纏めています。

  • ちょこっと遠出

    旅とまでいかないけれど、ちょっとだけ遠出した時のお話をまとめました。 一応観光としてもおすすめしているつもりなので参考にして頂けると幸いです。 気が向いたら今度の週末に是非お出かけください。

  • 旅行記完成までの道

    旅行記完成までの道のりを、自分を鼓舞するために書いたものを集めました。 進捗状況を見ていただくことで、サボらないよう自分を戒めます。

  • 自己紹介

    自己紹介を含む記事です。

最近の記事

  • 固定された記事

#33 とりとめのないチェアリングの話

何処其処でチェアリングをしただの、したいだの、毎度そんな話ばかりで申し訳ありません。 皆様におかれましては、心底どうでもいい話だろうと心苦しく思っています。 そして、前もって断っておきますが、今回もご多分に漏れず、チェアリングの話になります。ご容赦ください。 *** 私が何処へ行くのもアウトドアチェアを持って外出するようになって約2年になります。 鴨川縁を中心に、京都だと如意ヶ嶽の大文字の火床、宝ヶ池、大原、八瀬、京都御所、京都植物園などに出没してはチェアに文字通りどっか

    • #50 小さな秋を探しに

      颯の如く過ぎゆく秋を書き留めます。 *** 年々秋が来るのが遅く、短くなっているような気がするこの頃。 バッチ来いと両手を広げ前傾姿勢で捕まえようとしないと、秋ははらりと舞う落ち葉のように私の指をすり抜けていってしまう。 2024年11月17日。 天気は芳しくないが、此程の冷え込みで色付きつつある我が街を散策することにした。 辺りをキョロキョロ見回しながらの散歩。 3連休にはいつも猫が集まって会議している猫のたまり場に立ち寄るが、やはりただの土日では猫会議は開催されて

      • #49 最近嫉妬した話(しとばなー)

        幼少期から小学6年までは両親に散髪してもらっていた。 小学2年生くらいの時に一度だけ母親が通う美容院でミュージカル『アニー』のようなくりっくりのパーマをかけられてものすごく落ち込んだことを覚えているが、その経験を除いて小学生時代に両親以外の誰かに髪を切ってもらった記憶はない。 中学から高校の6年間は、月1回のペースで理容店に通っていた。 中1で仲良くなったクラスメイトが、彼が通う理容室に誘ってくれ、そこでヘアスタイルというものに目覚めたのだ。 理容店に通うになった私は身嗜み

        • #48 10月の3連休の記録

          遅ればせながら、10月の三連休の記録です。 *** 2024年10月12日。 東京都民から京都府民になって10年以上経つが、その間京都最北端の地『経ヶ岬』に行ったことがないことがずっと気掛かりだった。 「京都に住んではるのに、経ヶ岬も知らはらへんなんて、あンさん、モグリと違わしまへんか」 (東男がイメージする京都弁) 市田ひろみさんと大原千鶴さんを足して2で割ったような『ザ・京都和装女性』にそう耳元で囁かれているような居心地の悪さが常々あった。 最近ではテレビの天気予

        • 固定された記事

        #33 とりとめのないチェアリングの話

        マガジン

        • 本日も鴨川日和
          19本
        • ちょこっと遠出
          9本
        • 旅行記完成までの道
          2本
        • 自己紹介
          2本

        記事

          #47 うだうだと天気予報に左右される

          2024年9月21日。 二度寝をして結局目覚めたのが11時半。そのままベッドでうだうだと過ごした後、ようやく昼食を作りに重い腰を上げる。 既にKBS京都の『SUNNY TIME』は終わっていたので、MBS毎日放送の『せやねん!』にチャンネルを変えると『アキナのハッピー物々交換』のコーナーだったので、テレビをYouTubeに切り替えた。 アキナはトリオからコンビになり、キングオブコントの決勝に2回進出していたくらいまでは結構ツボで活躍を期待していたのだが、ここ4、5年くらいは

          #47 うだうだと天気予報に左右される

          #46 『京都の秋 音楽祭』へ今年も行ってきました

          時は少し遡り、6月の上旬。 各町内に設置されている広報板で『第28回 京都の秋 音楽祭 開会記念コンサート』の貼り紙を見つけた。 よく見ると右下に抽選で400名様ご招待と書いてある。 インターネットを介しての応募なら諦めている所だが、今時昭和臭全開の超アナログ方式、往復ハガキで申し込む人なんて少ないはず。 「こりゃ当選確実!」と応募すると、目論見通り見事当選することができました。ありがとう、京都市。 *** 2024年9月14日。 ということで、当選ハガキを握り締め、京

          #46 『京都の秋 音楽祭』へ今年も行ってきました

          #45 湖畔に佇む山小屋で

          2024年9月7日。 京都市街から途中越を経由して、琵琶湖大橋を湖西から湖東へと横断する。 キラキラと輝く琵琶湖を左手に、さざなみ街道を北上し、『かねふく めんたいパーク琵琶湖』や『マイアミ浜オートキャンプ場』を尻目に彦根方面へと車を走らせる。 琵琶湖と西の湖を結ぶ水路に架かる長命寺橋を渡ると、平素なら道なりにスイカの産地として有名な大中町方面に向かうところだが、この日は違う。橋を渡ると道を左に折れ、滋賀県道25号彦根近江八幡線に進路をとった。 周囲は近江八幡市の長閑な田園

          #45 湖畔に佇む山小屋で

          #44 脳内VACATION

          いや〜、残暑っすなあ。 今年の夏は暑さにかまけて、出歩くのを控えていた。 “控えていた”なんていうと聞こえがいいが、単に冷房の効いた部屋から灼熱の外に出るのが億劫になっていただけで、8月に入ってからは週末の楽しみである散歩さえしていない。 無論、高野川〜鴨川も歩いていない。 鴨川を散歩する柴犬達や裸同然の姿で走ったり寝そべったりしているおっちゃん達は元気にしているだろうか。1ヶ月以上も顔を見ていない。 ちょっくら外に出て、木陰に椅子を設置してチェアリングをすれば涼しく過ごせ

          #44 脳内VACATION

          #43 リバー、流されちゃいなさいよ

          今年も鴨川デルタ向いの葵公園で開かれた野外映画上映イベント『カモシネマ19』に参加させて頂きました。 上映作品は『リバー、流れないでよ』。 昨年の『サマータイムマシン・ブルース』と同じく、原案・脚本は上田誠さん。監督は山口淳太さんでヨーロッパ企画制作によるオリジナル長編映画である。 昨年の『カモシネマ18』は上映直前に雨が降り、現場で中止か決行か実行委員会の判断を待つ事態になったが、今年も上映の3時間前からどんよりとした雲が立ち込め、心配になって雨雲レーダーを見ると、緑や赤

          #43 リバー、流されちゃいなさいよ

          #42 I LOVE KOBE

          このnoteにも度々綴っているのでお気付きの方もいらっしゃると思いますが、神戸が割と好きである。2ヶ月に1回くらいの頻度で神戸に足を運んでいる。 割と頻繁に通っているが、何か用事があるわけではない。京都市に居ると、不意にあの山と海と港町が恋しくなる、ただそれだけのことなのです。 その“なんとなく神戸好き”が高じて、この8月の3日と14日。中10日という短いスパンで神戸に行った。 その時の様子です。ちょっとした自分的な発見もあったので備忘録です。 宜しければお付き合いください

          #42 I LOVE KOBE

          #41 無病息災を祈ってばかりの夏だった

          “とうとう今年も夏が終わってしまった……” 拙宅から窓から左大文字の文字が消えるのを見届けると、毎年こんな気持ちになる。 振り返れば、今年は脳味噌まで茹で上がってしまうような暑さに辟易し、ついぞ祇園祭に出掛けることがなかった。 京都の夏は祇園祭と言っても過言ではない。 その祇園祭に行かない京都の夏もあるんだ、あったんだ、ということを駆け足ですがここに記録しておく。 *** 6月30日 夏越しの祓・茅の輪くぐり 岡崎神社と平安神宮へ『夏越の祓・茅の輪くぐり』に出かけた

          #41 無病息災を祈ってばかりの夏だった

          #40 南紀白浜より

          お元気ですか。 私は今、南紀白浜にいます。 訳あって車を買い替えることになり、その車で最後の思い出作りに一泊旅行に来ています。 7月13日の正午に京都を出て、高速を飛ばすと15時半には到着していました。 この連休は雨予報だったので、滞在中の天気を心配していたのですが、道中若干の降雨はあったものの、到着する頃には雨は上がり、十分散策が楽しめる天候になりました。 はじめて白浜を訪れましたが、凄く良いところですね。 ホテルにチェックインする前に千畳敷に寄りました。 長い年月

          #40 南紀白浜より

          #39 結果All right Anniversary

          2024年7月7日。 急に思い立ち滋賀県大津市石山外畑町の立木音楽堂に行った。 立木音楽堂は琵琶湖を南下した先、宇治川ライン(滋賀県道・京都府道3号大津南郷宇治線)沿いの瀬田川河畔に佇む、文字通り主にクラシック音楽を対象にした演奏会が行われる音楽ホールである。 そのホールを土日はカフェとして営業されているので、今回はそちらのカフェにお邪魔させていただきました。 *** 音楽堂カフェには以前から訪れたいと思っていた。 琵琶湖から滔々と流れる瀬田川と背後に聳える山々の悠然た

          #39 結果All right Anniversary

          #38 私に送る「より良い大晦日の過ごし方」

          昨年の大晦日、どうやら私は『紅白歌合戦』を見ながら年越し蕎麦を食べ、そのままテレビの前で『ゆく年くる年』を見届けた後、初詣に下鴨神社へ出かけようとしたら雨が降っていたので諦め、仕方なく『ぐるナイおもしろ荘』を眺めていたら、いつの間にか寝入ってしまい、元旦を迎えたらしい。 ……というようなことが『#19 新年のご挨拶〜2024』を読み返してみたら書いてあった。 雨や雪が降らない限り、大晦日から新年にかけての過ごし方が、上記のようにルーティン化している。 このような新年の

          #38 私に送る「より良い大晦日の過ごし方」

          #37 Perfect timing “Eyes to me”

          高校生の頃、通学で東急大井町線を利用していた。ほぼ毎日大岡山で目蒲線に乗り換え、蒲田方面へ。 平凡な高校生にありがちな、判を押したような毎日を送っていた。 当時の通学のささやかな楽しみといえば、毎週月曜に発売される週刊少年ジャンプを読むことと、当時の流行歌をカセットテープにダビングしたものを、小遣いで買ったWALKMANで車窓の景色と重ねながら聴くことだった。 KAN、CHAGE&ASKA、B'z、KATSUMI、楠瀬誠志郎、山下達郎、UNICORN、岡村靖幸、大沢誉志幸

          #37 Perfect timing “Eyes to me”

          #36 なんだよその人違い、めっちゃ戸惑うやんか、怖いやんか!

          みなさんは、誰か別の人に間違われたこと、ありますか? 私は一度だけ間違われたことがあります。 とても奇妙な間違われ方だったので、酷く戸惑ったことを覚えている。 *** 2006年、07年あたりだったと記憶している。場所は東京大井町の『阪急百貨店 大井食品館』。現在の『阪急大井町ガーデン』にリニューアルする以前の話である。 その大井食品館のデパ地下(実際は地下ではなく1階だった)ようなところで、今晩のおかずは何を作ろうかと思案しながら(でも実際は購入するわけももなく)、

          #36 なんだよその人違い、めっちゃ戸惑うやんか、怖いやんか!