#8 神戸メリケンパークを愉しむ
2023年9月30日。
神戸メリケンパークで開催されていた『アウトドアデイジャパン』に行ってきました。
アウトドアデイジャパンは、最新のアウトドアギアやキャンプ用品などを実際に見て、触れて、その魅力を存分に体感できる国内最大級の "体験型・体感型" アウトドアイベントです。
ブームが落ち着きつつあるといわれる昨今でも、こうしたイベントは関西圏だけでも年間数回開催されていて、私はそれらにほぼ皆勤で顔を出し、メーカーやブランドの新情報や新商品にトキメキを貰いに行ってます。
今回は購入には至らなかったけど、braaaのカラビナ仕様の小型蚊とりギア『canox』には心踊らされました。
KINCHOの薬剤カートリッジ１つで延べ約240時間使用可能とのことなので、鴨川縁の蚊に悩まされている身※としてはかなり魅力的だったのですが、「あと1,000円安かったらなあ」というのが正直なところ。発売してあまり時間経ってないけど、braaaさん値下げを検討してくれないかなあ…。
戦利品は無くても、こうしてアウトドア好きが集まってワイワイやってるのを眺めるのは楽しいです。
鴨川縁でしているように、チェアとミニテーブルを広げ、喧騒に耳を傾けながらしばらくボーッと過ごしました。
甘辛味にしてるやーつ
桜の枯れ葉が舞う季節になりました
メリケンパークは海が近いし、芝生もあるし、船も観覧車も船も飛行機もキリン（ガントリークレーン）も見えるから、チェアリングスポットとしても気に入っていて、年に3回はお邪魔しております。
年3回ペースで来ている割には、中突堤中央ターミナル（かもめりあ）から出航している遊覧船に乗ったことがなかったので、ついつい先延ばしにしていた神戸港クルーズに、今回初めてチャレンジしてみました。
コスパ最高！
デッキの風が気持ちいい
神戸港クルーズ
神戸港を周遊する船は主に、5種類。
遊覧船
・bohbohKOBE
・ロイヤルプリンセス
・御座船 安宅丸
レストランクルーズ船
・コンチェルト
・ルミナス2
それぞれ周遊コースやサービスが違っており、気軽に乗れる遊覧船から、優雅なランチやディナーが楽しめるレストランクルーズ船まで、バリエーションあふれるクルーズ船が回遊しているようです。
その中で今回私が選んだのは、『神戸リゾートクルーズ bohbohKOBE』。
お試しの気持ちだったので、短い方の60分コースにしました。
umieアプリクーポン利用で乗車料30%オフ。車もumieにほぼ無料で停められる上に、1,260円で神戸港を海から60分も見せてもらえるなんて、ハッキリ言って安すぎます！
ありがたや！
手作りの大きな手の形をしたハリボテを振りながら
大声張り上げて見送ってくれている職員さんの姿にちょっと感動。
他人がこんなに歓迎して、名残惜しんでくれることなんて、
私の身の上に起こることはない！
船の上からは、六甲山を背景に東西に広がる神戸の街並みを一望することができ、また船舶や潜水艦の整備を行うドッグや、遠く明石海峡大橋まで眺めることができます。
そしてこの船の最大の特長は、神戸港周辺を周遊する船の中で、最も神戸空港の滑走路付近まで接近し、タイミングが合えば離発着する飛行機を間近に見ることができるところ。
持ってる私は、タイミングバッチリでした。
建造中の潜水艦たち
大船に乗ったつもり
右手のハーバーランドの
距離感ったら！
17時出航からあっという間の1時間。
乗組員の皆様の働きぶりは見ていて大変気持ちよく、出航のお見送りや飲み物や食べ物のお給仕、流暢でわかりやすいマイクアナウンス、ちょっとした体操など、手作り感もありながら一生懸命働くっていいなと明日からの活力を分けて頂いた気がします。
それと同時に、嬉しさの中に戸惑いを感じたのは、建造中や整備中の潜水艦が少なくても3隻も肉眼で見られたのは自分の中では衝撃的でした。しかもその潜水艦たちと人々が集まるショッピングスペースの距離が近いこと！
その絵はシュールというか、素人考えでこんなこと言うのも不謹慎かもしれませんが、有事の際は神戸が狙われるんじゃないかと不吉に感じたほどでした。
日常と非日常が同時に味わえた神戸メリケンパークと神戸港クルージング。皆様にもオススメです。
次回は、また別の船に乗ってみようかな。
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鴨川縁の蚊に悩まされてながらの読書チェアリングの様子はこちらから読んで頂けると幸いです。↓