ねこ、ふたたび

懐かしく愛おしい記憶を思い出させてくれたのは、「充電式湯たんぽ」だった。

お湯をいれるタイプや電子レンジで温めるタイプのものは使ったことがあったが、面倒が勝ち長く使うことはなかった。
寝る10分前にサクッと充電が済まされストレスなく就寝を迎えられる。
充電が終わったら付属のもこもこの袋にいれ準備完了。最初は足元に置いて寝ていたが本能的になのかお腹の辺りや首元に寄り添わせて寝るようになった。

ん?この感覚なんだろう。
懐かしくて心地よい。。
思い出したのは飼っていた猫との生活。
寝るとき布団に入るでもなく私の左肩回りを寝床とし耳元でフガフガ寝息をたてていた猫との冬場のベッドの上。亡くなってから8年経っているけど、体は覚えていた。
あのあったかくてふわふわな感覚。
思い出して寂しくて、1人で寝るのがしんどい日もあった。
でも今年の冬、あの子が横にいるようなそんな安心感の中眠りにつくことが出来た。
充電式湯たんぽ、バンザイ。
来年の冬も抱きしめて寝よう。

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