「パラレルワールド!ツインレイを求めて」第27話
家に帰ると金庫の中と車が消えていた
船旅が終わり家に帰る途中、俺はユカの事を考えていた。
今頃どこで、何してんだろう!?
まさか、もううちにいて俺の帰りをまっているとか?
そして、ようやく我が家にたどり着いた。すると、あれっ・・・??
ドアの鍵がかかっていない!
ユカがいるのか?
俺「ユカ、ユカ・・・!いるのか・・・!」
返事はなかった。やはり人のいる気配はしなかった。
じゃ、なんで鍵がかかってなかったんだ??
ユカが出るときに鍵をかけ忘れたんだな、なんて、気楽に考えていた。
1ヶ月も家を空けると、なんだか人んちに来たみたいだ。それに何だか違和感を感じた。
嫌な予感がして、まさかと思って金庫を開けると「え~っ・・・!!空っぽ!!」
まさか、車のキーは・・・?見当たらない!
慌てて、地下の駐車場に見に行くと、俺のポルシェもマセラティもない!!
俺は、さすがに蒼ざめて、も一度金庫の中を確認すると、そこには、1枚のメモと携帯電話がおいてあった。
メモを見るとそこには、ユカの字で
「カズキ、お帰りなさい。貴方の全財産と車は、安全な場所に隠してあるから安心して。
この手紙を見たら、この携帯電話で000-0000-0000に電話して」
一体何があったんだ??
わけがわからない!
俺の全財産と車は、安全な場所に隠してるって、どういう事なんだ!
俺は、何をどう考えても、さっぱり理解できなかった。
続く