最強の語学アプリ Duolingo | 成功の秘訣は「ケーキ味のブロッコリー」
「英語を楽しく勉強したい!」という人たちが、
一度はダウンロードするであろうアプリ"Duolingo"
"Duolingo"の開発者がTEDに登壇した際、
「どうすれば英語を楽しく勉強できるか」という
興味深い話をしていたので、紹介しようと思う
秘訣は「ケーキ味のブロッコリー」だと言うが、
一体なんのことやら…??
学習のコツ①:ストリーク
ストリークとは、
アプリにログインした日数を記録するカレンダーのこと
「継続できている状態」自体が
モチベーションになるという
たとえば、毎日欠かさず6日間アプリにログインしていたとする
「あと1日ログインすれば1週間だし、もう1日頑張ってみるか!」
となるのは、とても自然な心理のように思う
勘がいい読者の方はお気づきの通り、
"note"もその仕組みを使っている
「10日間継続して投稿!」とか言われちゃうと
明日も投稿せざるを得ない
だって、継続が途切れるのがもったいないから…..
ほかにも、ゲームの『リングフィットアドベンチャー』や
ひいては夏休みのラジオ体操の出席カードなんかも
同じ心理効果を利用しているようだ
ちなみに、このストリーク!
"Duolingo"の統計データ上、一番長いのは日本だとか
(なんだか少し嬉しくなってしまった)
学習のコツ②:通知
"Duolingo"にログインしていないと、
例の「みどりの鳥」から、すねた通知が届く
最初は「ログインしないの?」という内容から始まり
ずーーと放置していると、
「この通知は機能していないようなので、今後は通知しません」
という内容に切り替わる
すると……なんと!
ずっと放置していた人がログインするという
この罪悪感へのアプローチする、
というスタイルは他にはなく、とても面白い
拗ねる以外にも、マスコットキャラが
激昂したり、溶けたり、果てには白骨化するという
語学学習の本旨とは外れる枝葉ではあるが、
アプリをアンインストールさせず、
またログインさせ、継続させる仕組みとして機能しているようだ
これらの心理的な仕組みは
「SNSやゲームと同じ」と開発者が語っている
誰もが夢中になっているSNSやゲームの外見的な特徴を借りて、
語学学習という中身を提供する
これを「ケーキ味のブロッコリー」と表現したわけだ