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元コーヒー器具メーカー社員が選ぶベスト3 | "日本一"のコーヒーイベントで発見した珈琲器具

年に一度のコーヒーの祭典、SCAJ!

以前は出展者でしたが、
今回は一般参加として5年ぶりの来場でした

”COFFEE VILLAGE”は小規模事業者を集めたSCAJ展示会の特設エリア

コーヒー産業に新規参入する
企業、カフェ、個人
その熱気を感じながら、

今日のお目当て
最新の家庭用コーヒー器具を探します
ここからは個人的ベスト3をご紹介

第3位 Conical 30 Single Coffee Dripper

"Conical 30 Single Coffee Dripper" by Terachine

見た目はHARIO社のドリッパー「V60」に似ています

「V60」といえば、世界中のバリスタが愛用する、
ハンドドリップの王道、スタンダードです

その「V60」を開発したデザイナーが
独立して制作された「Conical 30 Single Coffee Dripper」

「V60」の名前の由来である
ドリッパーの傾斜角度"60°"
その傾斜がさらに半分の"30°"になっています

いわば「V30」ともいえるドリッパーです

自由度の高い「V60」の特性を生かしながら、
一杯用に特化して、傾斜を強めることで、
コーヒーの抽出速度を加速しています

1人でさくっと淹れたてのコーヒーを楽しみたいとき
有力な選択肢になりそうです

第2位 コーヒーロースターマシーン RM500

"RM500" by 株式会社ロジック

2024年秋ごろに
クラウドファンディングを予定している
家庭用のコーヒー焙煎機

電動の焙煎機は家庭用でも
数十万するところ、
なんと10万円以下の価格設定を目指しているそう

低価格に抑えつつも
自動回転によって楽に焙煎ができます

日本の家屋で一般的な
100Vコンセントで動いてくれるのが
ありがたいです

さらに、コーヒー焙煎で発生する煙は
上部のフィルターによって、極限まで抑えられます

日本の家庭事情を汲んで制作された「RM500」
期待大です!

第一位 手廻し焙煎機 (岩谷産業×富士珈機)

開発途中の手廻し焙煎機 by 岩谷産業株式会社

エネルギー事業とガスコンロで有名な
岩谷産業株式会社

そして、焙煎機の老舗日本企業
株式会社富士珈機

その最強タッグによる奇跡のコラボレーション!

富士珈機の手廻しロースターといえば、
発売後、速攻で売り切れる人気商品↓

個人的に富士珈琲の焙煎機には憧れがあります

伝説的な喫茶店「大坊珈琲店」、
今や日本でもメジャーになった「ブルーボトルコーヒー」を含め、
コーヒー業界に大きな影響を与えてきました

その「大坊珈琲店」で使用されていた焙煎機が
富士珈機の手廻し焙煎機でした

いわばコーヒー好きにとって憧れの焙煎機でもあります
そんな富士珈機と、まさかの岩谷産業!

この奇跡のタッグは、
岩谷産業の発案で社内ベンチャーとして
はじまったそうです

本格的な焙煎機としての機能はそのまま
安全かつ手軽に、
岩谷のガスコンロで使用できます

ガスコンロの"ごとく"に固定可能で、
手廻ししているときにズレることなく
安全に焙煎できることが売りの一つ

今は絶賛試作中ということですが、
来年初旬を目途にクラウドファンディングを
予定しているそうです

クラウドファンディングでは
早期購入割引もあるので、
通常の製品よりも安く手に入れられそう

ずっと富士珈機の手廻し焙煎機がほしかったので、
私は間違いなく購入します

今から楽しみです!

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