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TOEIC500→960点になった話── 英語を「勉強する」のではなく「置き換える」

私は、英語を勉強しませんでした。

こう言うと、少し誤解を招くかもしれません。
TOEIC500点から960点にスコアを伸ばすまでの2年間、
私は「英語の勉強をした」というよりも、日常の中に英語を組み込むことを考えました。

多くの人は、英語を「勉強しよう」とします。
机に向かい、単語帳を開き、文法書を読もうとする。
もちろん大切なことですが、恥ずかしながら、私は3日坊主で続けることができなかった。そこで、「環境を変える」ことに力を入れました。

英語を「学ぶ」から「使う」へ

私たちは日々、スマホを開き、SNSを見て、動画を見て、漫画を読みます。
そのすべてを、ただ「英語に置き換えた」だけで、私の英語力は大きく変わりました。

✅ YouTube → 海外のYouTuberを見る
✅ 映画・ドラマ → 字幕なし or 英語字幕
✅ SNS → 英語圏の人をフォローする
✅ 漫画・小説 → 英語版を読む

たとえば、日本語の漫画を英語で読み直すと、
「こういう表現になるのか」と発見がある。例えば、NARUTOの「影分身」なんかは「Shadow Clone Jutsu」と翻訳されています。

科学的なイメージがある"Clone(クローン)"って忍術の「分身」という意味でも使われるのかぁ…と好奇心が刺激されます。

好きな作品を英語で読むだけで、「英語に触れる時間」が自然と増えたのです。

「いつも開くアプリ」を英語学習にする

スマホのホーム画面には、無意識に開いてしまうアプリがあります。
私の場合、それは漫画アプリでした。

そこで、その 漫画アプリがあった場所に、英語の単語アプリを配置したのです。(以前に紹介したアプリについて書いた記事はこちら⇩じでオススメです…!)

すると、スマホを開いたとき、反射的に単語アプリを開いてしまう。
「あ、違った」と思って閉じることもありましたが、
「せっかくだから、2~3個単語を見ておこう」と思うことも増えました。

英語学習は、気合いを入れなければできないものではなく、
「無意識に触れてしまう環境をつくる」ことで続けられるものなのです。

「続けられる仕組み」をつくる

TOEICのスコアを上げるために、
「一日○時間勉強しよう」と決めても、なかなか続けられません。

でも、スマホのアプリの位置を変えるだけで、
日本語のコンテンツを英語に置き換えるだけで、
「気づけば英語に触れている」という状況を作ることができます。

✅ 日本語を英語に置き換える
✅ スマホの習慣をちょっと変える
✅ 無意識に英語に触れる環境を作る

これだけで、英語力は確実に伸びていきます。

「勉強する」ではなく「置き換える」。
この発想で、わたしは英語との向き合い方が変わりました。

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