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【脳科学】上を向いて悩もう、下を向いて笑おう
最近、「上を向く」「下を向く」という、ただそれだけのことが気になっています。きっかけは、ポッドキャスト番組『脳科学、脳LIFE』を聴いていたときに触れられていた、脳と姿勢の関係にまつわる話です。
番組で話されていたのは、「人間は上を向いているとき、ネガティブなことを考えにくい」「逆に、下を向いているときにはポジティブなことを考えにくい」という、脳の興味深い仕組みでした。この話を聞いたとき、「確かに!」と思わずうなずいてしまったんです。
上を向いているとき、下を向いているとき
たとえば、空を見上げているときや、天井をぼんやり眺めているとき。なんとなく気持ちが軽くなることってありませんか? 逆に、机に突っ伏したり、スマホをじっと見つめたりしているとき。どこかネガティブな思考が頭をぐるぐる回ってしまうことがある。
『脳科学、脳LIFE』で話されていたのは、これが気のせいではなく、視線の向きが脳の活動に直接影響を与えるからだということ。上を向くと、脳は前向きな発想やイメージをしやすくなり、下を向くと、より慎重で内省的な思考になりやすいのだそうです。
姿勢ひとつで気持ちが変わる?
この話を聞いてから、ふとしたときに自分の姿勢を意識するようになりました。そして、実際に試してみると、確かに「上を向く」と「下を向く」で思考の流れが変わるのを感じます。
たとえば、上を向いて「嫌なこと」を考えようとしてみる。でも、なかなか上手に考えられないんです。逆に、下を向いて「嬉しいこと」を思い描こうとしても、なんだかピンとこない。この感覚、簡単なようで驚きがありました。
上を向く理由、下を向く理由
私たちはよく「上を向こう」と言われます。それは単なる気持ちの問題だけじゃなく、脳の仕組みにもちゃんと理由があることを知ると、少しだけ納得感が増しますよね。
でも、ここで思うのは、「下を向くこと」も決して悪いことではないということです。ネガティブな思考や内省的な時間も、時には必要です。ただし、それに引っ張られすぎないためには、最後に上を向く時間を持つことが大切だと感じました。