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スピーカーのインピーダンス②

アンプのパワーが上がりスピーカーは小型低能率が売れ出す
38cmウーファーの大型スピーカーなど置けないのだ 小型ウーファーを複数使い幅を小さくするスピーカーが流行 複数使っても低音を稼ぐのは難しい
そこでウーファーのインピーダンスが下げられ始めた
某評論家のリファレンススピーカーは1Ωを切る
アンプは過電流保護回路が付いている
1Ωなら働いていいわけだが「低インピーダンスに弱い」と評価されてしまう
メーカーは仕方なく保護回路を見直す
あくまでも4Ωまでの対応だが
アキュフェーズは2Ω対応機も出す

保護回路は間に合わないとアンプが破壊する
筆者も某試聴室で自作スピーカーのネットワーク回路から発光後 アキュフェーズのアンプが破壊する現場に居合わせた
そのせいか?アキュフェーズは保護回路を変更しリレーではなくMOSFETを使うようになった

閑話休題

長岡鉄男氏も最近のアンプは低インピーダンスに強くなったということで4Ωウーファー2個パラ使いの モアイ を発表する 2Ωである
スコーカーにフルレンジを使用 低インピーダンスウーファーとツィーターの組み合わせ 最新の高級機を先取りした構成で驚くしかない

かなり昔 バーチカルツインというウーファー2個の間にツィーターを配置し仮想同軸とするものが流行ったがツィーターの位置が比較的低くなるし 筆者的にはデカい同軸スピーカーになる気もしたが いつの間にか無くなった
かなり後に別の会社から一瞬復活したが低評価に終わった記憶がある 下部に複数ウーファー配置に落ち着いたのが今だ

閑話休題

高級スピーカーもウーファー複数使いが定番となり低インピーダンス化

アンプ屋は大変だw

さて低インピーダンス化したスピーカーはアンプ以外にも大きな影響を与えることになる

つづく

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