デジタルアンプ時代が来た。②
アナログアンプの歴史も古い
最初は真空管 そしてトランジスタ
スピーカーの能率がまったく上がらないのでパワー競争で始まった
主にパワートランジスタの進化により100Wが当たり前になりパワー競争は終了
日立のパワーMOSFETによりFETブームもあった
アキュフェーズは今も東芝のFETだ
長岡鉄男氏の絶対リファレンス 日立Lo-DのHMA-9500によりブームはピークに達したがHMA-9500のような音ではないFETアンプも量産された
日立もHMA-8500やプリメインも展開したが長岡評はいまひとつ
オーディオブームの終焉とともに家電メーカーも撤退
HMA-9500はベストバイ企画で長岡票が入るので?なかなか生産終了にならなかったが ついに終了
長岡邸は母屋はSANSUI 方舟は一瞬LuxのトランジスタになったがSONYのMOSアンプに落ち着いた
SONYやSANSUIは最後までFETに拘っていたようだ DENONは今もスイッチ用のMOSを使っている
HMA-9500を見るまでもなくアナログアンプは1980年代には完成してしまったと言える
後の798戦争などはもう物量争いとなり あのNEC A-10より安くて重いアンプが売れまくった
今やアナログアンプは高騰を続け ほぼアキュフェーズ一色
100万円のプリメインも当たり前だ
これじゃあ若者はオーディオやらんよなーと思っていたら 中華アンプが超進化 音はいいがパワーが小さいよねと言ってたのも束の間
ICチップ3255の登場により600Wまで上り詰めた
もうこれでいいだろう
DENONマランツも小型D級にシフト
100万じゃないけど・・・
オーディオやるなら このくらいから始めれば楽しいだろう
昔のアンプが中古で安く買えるかもだが
筆者は中古はお勧めしない 扇風機や掃除機も10年経ったらお役御免だ