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密閉型スピーカーの是非①

スピーカーユニットは昔安かった
今もダイソースピーカーや秋月スピーカーは安いが フォステクスのユニットも安かった
長岡鉄男氏のリファレンス FE-203は4600円だったのだ 評論家のリファレンスが4600円?
驚きと これなら買えると小躍りした

筆者が銀座や秋葉原のショールームやイベントで聞かされるスピーカーは100万円はした

筆者は秋葉原に行ってもジャンク屋よりもショールームやオーディオ専門店に居た
各メーカーや店のオーディオ会員になっていたのでイベントの招待が来る 当時はオーディオブームだったのだ
イベントは今と違いおじいさんよりおじさんが多かった気がするがメーカーの人が高そうではなく高いオーディオ機器を揚々と持ち込んでドヤ顔で解説し鳴らしてくれてアンケート記入後 高そうな記念品をくれた

閑話休題

いつかバックロードホーンを作って使おうと思っていたが まずはFE-103のマトリクススピーカーを作った
FE-103は当時2800円だったのだ
(発売時は1980円)

比較的安いので気楽に使える
箱を作る前にユニットを入手
なにしろマトリクススピーカーは大人気ですぐに秋葉原からユニットが無くなったのだ
買えなかった人が今はなきコーラルのユニットを買ったり当時からあったジャンクスピーカーで作ったりした
コーラルバージョンは長岡鉄男氏宅で聴き比べされたが長岡鉄男氏は結局FE-103Σをフォステクスが発売したキットの箱に入れて使う

なかなか密閉の話にならないのはいつものことだ

さて入手したユニット 箱を作る前に鳴らしてみる これが驚くほど良かった
もちろん低音など出ない デカい音は出してはいけない壊れる
2800円のユニットは100万円のスピーカーより広大な音場を展開 なんの制約もない立ち上がりを聴かせた


ということで密閉の話につづく

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