なぜAVアンプはオワコンなのか?④
ヤマハのDSPの歴史は長い
今はなきレーザーディスクやベータハイファイが普及しだしたころ 家でも映画館みたいな音で聞きたいユーザーが増えてきた
スピーカーマトリクスやマトリクススピーカーでよかったわけだが サラウンドプロセッサが魔法の箱のように誕生 そんなに高価でなかったこともあり売れてしまう
特にヤマハの モノラルもサラウンドにしてみせるモード がユーザーの心を掴み品切れ店が続出
まだビデオデッキやテレビの普及機はモノラルが多かったのだ
ヤマハはステレオをサラウンドにするモードも他社を圧倒
DSPは外販も行っていた
やがてドルビーサラウンドがデファクトスタンダードとなりAVアンプが誕生!
差信号にサラウンド成分を入れただけの単純なアナログサラウンド(※個人の感想です)はマトリクススピーカーで広大な音場を展開したというのは別の話
閑話休題
ヤマハも当然 ドルビーに得意なDSPをかけると思いきや
大人の事情か叶わず
諦めないヤマハはDSPを別筐体 別売としセットで使うとドルビーにDSPを追加できた
なぜかしばらく後にOKとなったのかAVアンプ単独でできるようになり
シネマDSPとして大々的に展開
圧倒的に売れる
なぜか一時期 シネDSPという日本には合わなそうな名前になった気がするが脈々と続く
他社も真似したが 超えることができない
不毛なパワー競争に打って出る
有料のミシュランのような?THXマークを買うメーカーも現れる
ユーザーが欲しいのはマークではなくサラウンド体験である
筆者はいまだにAVアンプもAVレシーバーも買ったことがないが買うならヤマハと思っていた
冨田勲のSACDマルチとマトリクススピーカーを比べたいなあと思いつつ未だに試せないでいる
SACDマルチのソフトは購入済だw
マトリクススピーカーで満足してしまう
前方も後方も無い宇宙空間の再現を思わせる、4.0チャンネルのSACDサラウンドによる理想的な立体音響で収録!(2chCDとのハイブリッドディスク)
閑話休題
最近?銀座のイベントでヤマハの整理券が貰えたのでサラウンドのデモに入れた(人気で整理券ないと入れない)がシネマDSPはシーンに応じてDSPを自動で切り替えるように進化していた
今のデジタルサラウンドはDSPで余計なことしないでそのまま再生せよという空気になっているが
負けずに頑張れ!ヤマハ