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バスレフとバックロードホーン②
バスレフで失敗しがちなのは共鳴周波数を下げすぎて低域に谷ができてしまうこと
小さい箱でワイドレンジを狙った場合に多い
50Hzを出したいために100~200Hzが薄くなる
この動画で確認するとわかると思うが 低音と思っている周波数は意外と高いのだ
逆に高すぎてユニットから出る音と被って山ができることもある
対策は割と簡単で被る場合はダクトを伸ばせばよい 簡単には紙を丸めて筒を作りダクトに差し込んで長さを伸ばすと共進周波数が下がる
谷を埋めたい場合はダクトを短くするが製品のダクトを切りたくないときは狭くすれば同じ効果になる ダクトからは中高域の漏れがある場合が多いので吸音系の素材を使えば一石二鳥だ 漏れ対策にはティッシュや布を置くだけでも音がスッキリする
バックロードホーンは複雑だ
理論通りに作るとユニットとホーンからの音が逆相になるベース帯域で深いディップができホーンの長さで決まるカットオフ周波数で低域がスパッと切れる
テクニクスは理論的にディップを埋めフラットにしてみせた
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ホーンの途中を絞っている
自作すると最初は だいたいボンボン カンカン キンキンする
反りのある木を接着するのでテンションがかかってるのが要因で待つしかないが とりまバスタオルなどを開口部に敷いてみるのも良い