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スピーカーのインピーダンス④
車の電源は12Vだった 今もシガーソケットは12Vだ
よってカーステレオは大電流が必要でスピーカーは1Ωが普通だ ケーブルの違いも顕著に出るのでチューニングショップの人気がある
最近は24Vや48Vの車もあるようだ
オーディオ用スピーカーに換装すれば音は良くなりそうだが デカい音が出ないのと環境に耐えきれず すぐ壊れてしまうだろう
中華アンプのICはカーステレオ用から発展したので12Vのアダプターが標準だった
8Ωのスピーカーを繋いでパワーが無いと言われてもだったが 車の電圧アップと共にハイパワー化する
今のオーディオ界はケーブルで音が変わらないと儲からないので シグマドライブは潰されスピーカーのインピーダンスは低く かつ能率を低くして低電圧大電流をケーブルに流す
環境に優しくない
とあるイベントでバッテリー駆動でスピーカーを鳴らしていたが 毎回途中でバッテリーが切れ交換を余儀なくされていた
スピーカーを高能率バックロードホーンに替えたら最後までバッテリーが持ち堪えた
あるべき姿である
昔のアンプやスピーカーのスピーカー端子は貧弱だったと以前書いたが スピーカーが高能率 高インピーダンスだったからである
スピーカーケーブル 太くなったといっても16倍の太さになっただろうか?
昔のアンプを今のスピーカーに繋いで今のアンプの方が進化したといったり
今のアンプを昔のスピーカーに繋いで今のスピーカーは進化したというのは早計ではないか?
フォステクスも4Ωのユニットを出すべき時代が来たのかもしれないが モアイの4Ωウーファーも廃番だ
バックロードホーン用は4Ωにしてしまうと使えるツィーターがますます無くなるかもしれないが
スピーカーの能率が10dBあがればアンプのパワーは1/10で済むしスピーカーケーブルの負担も減る わかっているはずなのにそうならなかったオーディオ界
アンプはデジタル化でローコストハイパワーを実現した
スピーカーは まだかい?