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デジタルアンプ時代が来た!④

デジタルアンプは中華だけではない 
ソニーも古くからD級アンプをやっていた TA-DR1 DR1aは20年前
300Wなのに天板に放熱孔が無い

ソニー TA-DR1a 生産完了 希望小売価格1,320,000円(税込)
2005年11月21日 発売

今でも通用しそうなデザインだが  デジタルアンプはなぜかアナログアンプほど評価されず多チャンネルを小さい筐体に詰め込むAVアンプなどに使われてきた

今年の銘機賞は やや様相が変わった
DENONマランツのD級アンプがアキュフェーズに並び金賞と銀賞も獲る

PURIFI社と共同開発した独自仕様のスイッチングアンプという他社製のD級アンプでアキュフェーズとともに金賞のDENONマランツ

銀賞のDENONマランツ DENONバージョンもある
見るたびに値下げされてるのはカスタマーレビューの影響か? ぜひ一読を

下位の賞のアンプにもD級が多いが どれも他社製のようだ
銀賞は10万円と比較的お手頃価格

雑誌社とメーカーはパンドラの箱を開けた

ついに主役はデジタルアンプになりそうだが
自社開発ができなくなっている これはPCと似てきた
パソコンはCPUやGPUは他社から供給してもらいながらも互換性を無くしてガラパゴスを守って来たがMicrosoftのDOS/V  WINDOWSで共通化され安い海外製に一蹴された
同じGPUでもカノープスのグラボなどパターンや設計で差別化をはかるメーカーも出たがリファレンスから外すと不具合が生じるほどクリチカルになり値段の勝負になる
最近の高級デジアンはチップでなくユニットで提供される デジタルでありながらトータルのNFBをかけるためで手を入れる余地がない

今やPCは三万円で充分使えるものが買えるようになり中華パソコンだらけになった(ゲーム用は無制限に金をかけるようだ)
デジタルアンプも同じチップでの差別化はしにくくなりスイッチング電源のメーカーやチップで音が決まっていくだろう デカいトランスやヒートシンクは不用なのだ

でも長岡教はデジアンにも鉛を載せるのである


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