公開質問 【提案⑤】 つくば市長選挙・市議会議員2024
【提案⑤】
市の職員の研修に障害平等研修(DET)を取り入れる
【現状】
日本も批准している国連障害者権利条約では、障害を社会によってつくられた問題とみなす「社会モデル」の考え方を採用している。2022年に国連から出された総括所見では、日本も社会モデルに基づく政策とするよう是正勧告を受けている。
つくば市のさまざまな施策においても、社会モデルの考え方を取り入れるために、市の職員が社会モデルについて理解することが求められる*。
*たとえば、車椅子の給付において、歩けないことを補うだけでなく、社会参加するための車椅子という考え方(社会モデル)に基づき、その人のニーズに沿った車椅子の種類・機能を決定することが求められる。
【具体的な提案】
市職員の採用時研修や昇進時研修に、社会モデルの考え方を学ぶ障害平等研修(DET)を取り入れる。
【提供資料】
障害平等研修(DISABILITY EQUALITY TRAINING: DET)とは、障害者自身がファシリテーター(対話の進行役)となって進める障害学習です。企業や自治体などの組織を対象に、発見型学習という対話に基づく方法を用い、障害者を排除しないインクルーシブな組織づくりを参加者と一緒に考えていく研修です。ファシリテーターは、障害をめぐる対話の進行役を務めます。障害とは障害者の社会参加を阻む障壁であるという「障害の社会モデル」の考え方を基礎に、発見型学習という方法論を用いて対話を進めていきます。
(障害平等研修フォーラムHPより)
●立候補者の回答はこちらのホームページで10月18日ごろ公開されます。
つくば市長選挙・市議会議員選挙 2024 立候補者 公開質問状および回答