12/31 東海大記録会 振り返り

今更になってしまい大変申し訳ございませんが、本日の記事は、昨年の大晦日に行われた東海大記録会の振り返りになります。この東海大記録会には、惜しくも箱根駅伝のメンバーこそ逃したものの、今年の飛躍が期待される8名の選手が出場しました。強風+高温のコンディションで、全体的にタイムが伸びない結果とはなってしまいましたが、このタフなレースで見つかった課題を今年の飛躍に繋げてほしいと思います。


10000m 1組
6着 吉村颯音① 30:50.44

吉村颯選手がただ1人出場。本来の力なら2組に入る選手なので、復調途上の中で迎えたレースだったでしょうか。強風の影響で、レース全体として後半の落ち込みが激しいレースになりましたが、1着の東海大・ロホマン選手が30:22ということを考えると、決して悪い内容ではなかったと思います。また状態を上げて、来年度は全日本予選出場を狙ってほしいです。

10000m 2組
5着 滝澤愛弥③ 29:55.69
20着 齋藤健人① 31:31.38 PB
23着 小林聖弘③ 31:46.92
25着 橋本櫂知① 32:53.04

チームトップは滝澤選手。28分台のペースに4000m付近まで食らいつく積極的な走りが光っていました。1着の東海大・永本選手は28:55と抜けていたものの、2着の明治大・室田選手は29:41なので、2着との比較ではまずまずの走りと言えそうでしょうか。今年は怪我なく一年を過ごし、主力として活躍する姿を見せてほしい選手です。2番手の齋藤選手は3000m付近までまずまずの走りを見せていたと思いますが、以降は少しずつポジションを下げてしまいました。自己ベストは更新したものの、本来の力はこんなものではないと思いますし、今年は春から全開といきたいところですね。小林選手、橋本選手は共に序盤で集団から遅れる苦しい走りになりました。橋本選手の場合はスタート直後から苦しそうな走りだったので、アクシデントの可能性が高そうですね。2選手とも、次のレースでは本来の力を発揮して自己ベスト更新を狙ってほしいです。

5000m 1組
3着 片桐禅太② 14:49.93
7着 冨健心③ 15:15.91
16着 千葉大門② 15:54.26

チームトップは片桐選手。3000mまでペースメーカーの真後ろにつける快調な走りを見せていましたが、やはり強風の影響で後半2000mは(記憶違いでなければ)6:10程かかる苦しい走りになりました。本来の力を考えると、この組にエントリーされているという事は、復調途上の中で迎えたレースという認識で間違いないかと思います。今年は怪我、体調不良なく、順調な一年を過ごしたいところ。2番手の冨選手はおそらく約2年ぶりのレース。前半から先頭のペースにはついていけませんでしたが、後半も身体は動いていた印象で、気づけば7着まで順位を上げてフィニッシュしました。高校時代から10000mで30:24をマークしている実力者ですし、ラストイヤーの今年こそは主要大会のメンバー争いに名乗りを上げてほしい選手です。千葉選手はペースの落ち込みが激しく、苦しい走りになりました。ある程度レースに出場できるようにはなってきているので、継続した先に何か一つきっかけを掴みたいですね。

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