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坂の上の雲を観ている

いつの間にやら年が終わろうとしていることに、驚きを隠せない。
社会人と呼ばれる身分となって、大学生活と同じ4年が過ぎようとしていることになる。

さて、私は今NHKで再放送されている坂の上の雲というドラマを見ている。
先週までは、光る君へも見ていたが終わってしまったため、唯一の視聴作品だ。

簡単なストーリーとしては、愛媛の松山出身の3名秋山真之、秋山好古、正岡子規を主人公に据え、明治初期から日露戦争の勝利までを描くドラマである。

明治時代が好きな私としては観てみたいと以前から思っていたが、NHKオンデマンドに入らねばならず、これだけのためにはと悩んでいたところ再放送が始まり拝見している状況だ。

感想を言うととても面白い。
いわゆる司馬史観というものは壮大に盛り込まれているものの、久石譲の曲も相まって毎回感極まってしまう。

列強による帝国主義の時代の中で、高い志を持って国家の為に働いていた方達を思うと感激する。
それに比べ今の弱腰で中韓にすら舐められる外交を見ると悲しくなってしまう。

こういったドラマを見るのは、いわゆるニホンスゴイ番組やプロジェク◯Xを見るおじさん達と同類となってしまうかもしれないが、先人達の振る舞いから原題が学ばなければならないことは多くあると思う。

最近は政策にしろ、ビジネスにしろ短期的で場当たり的なものが増えているように思う。本来それらの成果は10年、20年といった長期的視野で見るべき物であり、一時的なバラマキ、補助金など根本的解決にならない政策、人を騙し金さえ得らればいい企業などが蔓延している様に感じる。

もちろん明治時代は国家というものによって、個人の自由は制限されていた部分は多くあるが、私もつい過去の儚く美しい時代に思いを馳せずにはいられないのである。





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