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憧れ、強烈な光を追いかけた

大学生の頃、社会福祉学を専攻していた。
当時は福祉の道に進みたくて、早めに相談員の経験積むために、引きこもり相談員と不登校の子の家庭教師をした。
ケース(利用者)をどうにかして他機関に繋げたい。未来を良くすることに必死だったことを覚えている。
ケースは皆ゲーム・プログラミング・仮想空間・動画編集などITを駆使して生活している。
私も学ばないと!!自然に思った。
学ぶうちに、楽しくなった。
1人は限界で仲間が欲しい。
IT活用さえ出来れば目の前の方だけでなく、もっともっとたくさんの方を苦しみから救えるかもしれない…そう思った。
その日、福祉とITを繋げて居場所を作りたいという夢ができた。

ITのインターンに参加してみた。
とりあえず行動!それが私の流儀。
これが私のプログラミング初挑戦。ちょっとだけ難しかったけど、仲間を作れて嬉しかった。
1人でも学んでいくうちに力が付き、ハッカソンに出場することが出来た。
これは東大生が主に参加するもので、外部の大学生もぽつぽつといた。
初めてメタバース仲間が作れた日。
あの日見た強烈な光を今でも忘れない。
創作物として、Cluster(仮想空間)の中で悩みを抱えている方の相談スペースを作り、そこでイベントを開いた。

ハッカソン後、不登校の子専門の学校をメタバース内に作りたいというアイデアが湧き、ビジネスコンテストに出場した。
アイデアに興味を持ってくれる人がいた。
そして、実際に似たようなことに取り組んでいる方と繋いでもらうことが出来た。
憧れができた。私も憧れの方々のようになりたい。団体を持ってみたい。

営業やマーケティングの仕組みを知る必要があると思った。インターンを始めてみた。
想像よりも難しく、たくさんの尊敬できる人に出会えた。
世の中のことも知らないといけない。
正直、受験勉強の時なんかどうでも良いと思っていたことを自主的にたくさん学んだ。
私は人よりも内気だったし。なんか忙しくて。
このインターンをやりたい!や、この業種につきたい!が最終目的な子に比べて、福祉をやりたい気持ちが強すぎた。思うように打ち込めない日。貢献できないことが多々あった。

要するに、コミュ症飽き性なのである。
過去も今も計画性に欠けるところがある。
一度に全てを手にしたくなる性格だから、そうなってしまう。
もう少しローペースでもなんとかなると最近は思っている。
それでもたくさんの見捨てずに来てくださった方。尊敬できる方。仲間に感謝している。

余りにもギアを上げすぎた自分。団体を持つ夢を実現させた。
団体での活動としては、Cluster(仮想空間)の中で悩み相談のスペースを開く。福祉のイベントをされている団体と共同参画させていただくというのがあげられた。
ご縁があり、他団体様の係代表も兼任したのは良い経験だった。
外部の内部事情を参考にしつつ、自分の団体の創立から終焉まで経験できた。
これは1人では到底出来なくて、たくさんの方の支えあってこそ。
仲間も出来たし。もちろん他の団体、総会など様々な方との出会い経験があった。
それでも上の立場の重責は荷が重く、抱えてしまったし、キャラ迷走をしていた。
知名度を上げるために仮想空間内で有名な方とビジネスカップルを2年間も行った。
今では恋という神聖なものを商売道具として見てしまった自分の決断の浅はかさに恐れ戦く。
そして、たくさんの方とお酒を酌み交わした。飲みゲー煽り隊、幹事、パチパチ拍手役…全てが得意になった。
もはやお前誰だよ!?
傍から見ると頑張りすぎていて。
逆に今にも崩れそうだった。引っ張っていける自分になかったと思っている。
それでもついてきてくれた沢山の方に感謝している。

社会人になる歳だったので、団体の活動を引退した。法人化するか迷った。
でも踏ん切れなかった。譲渡した。
少しだけ悔しかった日。
とりあえず就活と卒論と国試をラストスパートに猛烈に頑張った。
単位は一度も落とすことは無かったし、成績はそこそこだった。これは福祉を形にしたい気持ちのあらわれだったからだと思う。
健康と友達と恋人と趣味と…遊びを全てに犠牲にした掛けすぎた福祉。これが私の青春。
やり切れなかったこともあるけど、もうお腹いっぱいだった。

進路としてはエンジニアを選んだ。
福祉と迷ったけど、福祉はまた挑戦できる。
お腹いっぱいだった。
もう夢を一旦叶えたから、違うフィールドで。
人は2度夢を見るらしい。
まだまだ可能性を秘めている自分に期待していきたいと思った。
今はただの社会人。何も無さすぎて、遊んでくれる人達に感謝(ㅅ´꒳` )

最近、将来してみたいことが出てきた。
それは、子どもたちにプログラミングを教える講師になることだ。
これは、保育士さんに向いてますね。子ども好きそうと言われたことがきっかけだ。
まだ行動できていない。
体が余りにも悪すぎというのは理由になるのだろうか?
正直、エンジニアになれて胡座をかいているのもある。
でも12月までにはプランを立てて、体が治るであろう冬に行動し始めるつもりだ。
いつか夢をかなえると決めたらそうするしかない。
未来も最高傑作にしていくしかないのだから。


これはたくさんの方に出会えたからこその物語。関わってくださった全ての方に感謝しています。
本当に本当にありがとうございました。
両親も、大学以降の出会いも、これから出会えるであろう方にも…
全ての出会いに感謝しています✨️
これからも宜しくお願いします🙇‍♀️🙏

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