オトナプリキュア第8話感想
今週はこまちさん回。
こまちさんは真っ当な小説家の辿りそうな生活状況なので、小説家になりたい人は見といた方が良い話ですね。
まず小説家は小説ばかり書いてて家を建てたりご飯食べたりしてる人じゃ無いです。
ほぼ全てが副業を持ってます。いやむしろ、副業がメインかもしれない。
ある意味、芸人に近いものがある職業なんですよ。
こまちさんの場合は、町内会の活動と家の手伝いをしながら小説書いてるワケですが。
こまちさん、小説一本で食べて無いんだ……とショックを受けた人。
甘い。それが普通なのよ。
小説だけで食べていける人は、ホント一握りだけなのよ。
まあ、その小説も。
こまちさんは最近スランプで書けてないみたいですけどね。
そういう状況だからさ、なお辛いのよな。
こういう状況で、小説が書けないってのは、ただのニートや社会不適合者なんじゃないのかという思いが付いてくるから。
でもそんな思い、小説に関わってない人には分からんからね。
わざわざ傷口を抉る言葉を平気で言って来る。
プロの小説家だとか。図書館で借りられるのかとか。
つれえよ。
こまちさん、受賞作は図書館では見つけられないって言ってたけど。
それはつまり、ハードカバーで出版されていないってことなのかなぁ?
(作家にとっては「ハードカバーで出版する」ことを「本を出した」というそうですわ。ハードカバーの本は、出版社の誇りが詰まっているそうな)
じゃああんまり、すごい賞では無いのかもしれませんな。
芥川賞みたいな。
(多分だけど、そのクラスの賞だとハードカバーは絶対になるのではないかなと思うんですけど)
そういうの、作家の常識が身についていたら、よけいつらいはず。
で、取材的な意味合いで、街の裏ボスという触れ込みの老婆に会いに行くわけですが。
その人こそ初代プリキュア・キュアホワイトの祖母「雪城さなえ」
……この人、全部知ってそうなオーラ出してたよね。
初代様の時代でも。
回想シーン。幼少期はほのかに似てますね。当たり前だけど。
そして、ほのかを成人させたような女性も出て来てましたが、あれは曾祖母かな? ほのかにとって。
……できれば、流れで大人になった雪城ほのかを見せて欲しかったですけど。
無かったなぁ。(彼女は化学系の研究者になってそうなイメージあるんですけども)
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