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正反対な君と僕 第64話感想

卒業式の回です。

正反対な君と僕 第64話より

駆け足だよね。
3年生ほとんどイベントやってないですね。
無難でらしい卒業式ですが……

山西。
卒業前に記念写真を撮るのですけど。
そこでとうとうガパチョが登場。

正反対な君と僕 第64話より

……つま先だけ!
予想はしてたよ。

記念写真は無論、それだけではなく。
ホンちゃんも誘われて撮るのですけど

正反対な君と僕 第64話より

まぁ、あまり変わって無いんだね。
彼女は良くも悪くも。
調子は最低限合わせるけど、本当に大切に付き合うのはニッシだけ、という。
主人公周辺との距離感はあまり変わってないのが、この写真の立ち位置で伝わってきますね。

正反対な君と僕 第64話より

谷鈴に、平。
谷くんと平の距離感って、2年で縮まってその後は変わってないな。
ここのところはちょっと残念なのですけども。
でもまあ、平はこの辺が限界かな。
少なくとも、学生のうちは。

そして東が、平と話をしたい。
周囲の聡い子が、気を利かせて
その空気を読んだホンちゃん。

正反対な君と僕 第64話より

……うん。ホンちゃん優しいね。
他人薄っすら嫌いだけど、コストほぼゼロならアシストしてくれるのか。
こういうのは見習いたいもんですな。

平は、体育館裏でこっそりと

正反対な君と僕 第64話より

泣いていた。
中学時代と違ってて、無二の友人と出会えた3年間。
その素晴らしさが一気に押し寄せて来た感じですね。

正反対な君と僕 第64話より

そこに駆け付けて来た東。
それは東も同じなんですよね。
彼女も容姿のせいで嫌な思いをしてきた子だから。
ここで本音を告白し合うのが良いですね。

自分と同じ辛さが共有できる相手。
そんな相手と出会えて、同じ幸せを喜び合えた。
だったら出てくる言葉は

正反対な君と僕 第64話より

……これしかないわけですよね。
平は被害者ポジを確保することで自分を守ってて。
東は他人に搾取され続けて来た女の子。
だからこの「ありがとう」は重いよね。

東は平と恋人関係になりたいという思いがあったけど。
この言葉を貰えたことの意味を考えたら十分、って思っちゃう。

……うーん。
キミらはこの場ではそれでいいかもしれんけど。
相性的にはSSRの相手だと思うんだけど。
逃すと後で後悔するよ……?

そう、焦っていたら。

正反対な君と僕 第64話より

平秀司が、東紫乃を引き留めた!
ホッとした……

あとはもう、最終回だな。
そう。次回、最終回なんだよねぇ……

正反対な君と僕 第64話より

マジか……
まぁ、もう谷鈴は鈴木兄と谷くんとの顔合わせくらいしか、高校生としてのイベントが終わってない気がするのですけど、タイラズマはまだまだだし。
山西も、ニッシの両親に山田を紹介するイベントが終わって無いしな。

読者としては読みたいけど、この作品の主人公は谷鈴である以上、ここで終わるのが自然なのかも。
しかし……寂しくなるなぁ。

~おまけ~

正反対な君と僕 第64話より

ここのところ、本作での谷くんの良い変化を象徴してて好き。
別に谷くんは、元から社会性が無い人間では無かったけど、他人を特に必要として無い人間だったわけで。
そういう人間よりも、そうでない人間の方が幅広い人生を送れるのは間違いないから。
変わったんだな、と。
嬉しい気持ちになりました。

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