正反対な君と僕 第42話感想
サブタイトル「真意それぞれ」
今週は山西の下の名前が明らかになる話です。
君僕における下の名前判明回というのは、Fateにおける英霊の真名判明に匹敵するものがあるとの意見を見掛けましたが。
まさにその通りですわ。
しかし。
鈴木、髪の色がどんどん薄くなるのは、可愛いのか残念なのか分からないものがありますな。
今週は山西回であり、谷鈴回でもあるので。
タイラズマ派以外はニッコリの内容。
まあ、タイラズマしか食えないって人はあまり居ない気もするのですが。
開幕鈴木で次ニッシ。
ニッシ、またなんか可愛くなってない?
別のキャラかと一瞬思った。
ニッシ、山田から谷くんの話を聞きまくってるせいで、谷くんが身近な人に(気持ちの上で)なってしまっている。
所謂「よくTVに映る芸能人が知人のように思えてくる」現象が、周囲の人で起きている。
……これはニッシがどれだけ交友関係が狭かったかの現れですな。
でもそれを自覚して、谷くんに馴れ馴れしくしないのは自分が見えてて非常に高感度高いですな。
同時に。山田が谷くんのことを相当話してるということが見えてきてて、ふたりがもうすっかり友達であることが見て取れて。
ひじょ~にエモい。
そして鈴木が山田を図書室に連れてきた。
このときのドアを開ける鈴木の仕草の元ネタが、映画「レオン」だそうなんですけど。
レオンは観てるけど、忘れたな。
でも、やりそうなキャラは主役のレオンじゃなくて、敵役のヤクチュウ男ですかねぇ?
あれならやりそう。
で、図書室で読んでた本が読み切れなくて。
山田がニッシにその本を借りる流れで
山田マンの下の名前が判明。
山田健太郎。
変換で一発で出る優しい名前です。
まるで本人を象徴するかのよう。
で、山田がニッシに呼び捨てで呼ばれたからと対抗意識を燃やす形で
ニッシの名前も判明。
西奈津美。
数字で書くと24723。
こっちも変換しやすいね。
今週さ、鈴木がかなり変顔してたんですけど。
正直これで吹っ飛びました。
で、一緒に下校しているとき。
山西の会話でとうとう谷くんも気づいてしまう。
やっぱ察し力が高いというか。
推理力、論理的思考力が高いんでしょうね。
……こういうところから、頭の良さが見えるんだけどさ。
やっぱ3年生は苦労してしまうもんかね?
……まあ、大学受験は1日7時間勉強するのが基本だからねぇ。
いくら地頭良いとしても、必死でやらないわけないし。
苦労はするんでしょうな。
まあ、それはそれとして。
今週谷鈴民として、最もエモかったのは、山西の間柄に気づいたことについて、手の仕草でパーフェクトコミュニケーションを完遂してしまうふたり。
もうね。結婚するしかないんじゃないかな。
(谷家は多分そう思ってるよ)