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正反対な君と僕 第62話感想
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暦が流れるのが速いですね。
完結が近づいている……!
3年生も終盤に近付き、去年のことに思いを馳せ。
お菓子パーティーが開催され。
そこにホンちゃんとニッシが参戦。
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ごく自然に、ホンちゃん周辺の関係性が出来ているのが非常によろしい。
交友関係が増えたから、知らない人間が薄っすら嫌いって基本スタンスがブレてきたのか、それとも周りが知らない人間では無くなったってことなのか。
こういう成長要素は嬉しいね。
(単に今のクラスに他人に仕事を押し付けるような、前のクラスに居た悪が居ないだけの話かもしれんけど)
で、平がお菓子パーティーが楽しいので
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東を召喚。
東との関係性に信頼があるってことですよね。
この前に得たモノがここまで継続しているのが尊いよ。
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ホンちゃんはただのリア充カップルだと、切って捨てたタイラズマですが。
今週の話でそのあたりの誤解が解けそうな感じになってるのが嬉しかったです。
で、楽しい時間として過ぎていくお菓子パーティーの時間ですけど。
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予備校で、谷くんと自分の目的意識の差と、あと多分学力の話をしていた鈴木。
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……この見るからにヤベェ状態になっている谷くんに気づいていない。
読者としては「ヒェ……」なんですけど。
ここから先、どうなるのか。
別れてしまう展開は絶対に来ないと思いたいけど……
おそらく、進路に悩んでいるんだと思うんですが。
あの志望校、自分の実力では届かないかもしれないって思い始めているのかな?
その場合、考えられるのは……
大切なカノジョに、真の志望校として話してしまった学校だからね。
「僕の学力では手が届かなかったよ」とは言いにくいだろ。
無論、それで鈴木が谷くんに幻滅するとかは無いわけですけど。
加えて、谷くんもそんなことを恐れてはいないはずだけど。
……ただ純粋に「カッコ悪い」この1点で言い難いわ。
谷くんは自分を曲げない男ですが。
それをずっと貫けていたのは、周囲の人間に結果どう思われても受け入れられる心があったからだと思うんですよね。
でも
鈴木は例外になってしまってるはずなんですよね。
自分を曲げて気を遣ってしまう唯一の相手だから。
……あ、なんか最後の物語の結末としてのラスボス案件になり得る気がするな。
第一話で鈴木がやっていたことを最後に谷くんがやってしまい、今度は鈴木がそれを変える、みたいな。
物語としても美しいし。